「ふしぎ・なるほど・おもしろサイエンス」を行う! ★上田市の上田創造館が「夏休み中の小中学生」らを対象に。
テーマ:上田市ニュース

手前はSLIMの模型】


上田市上田原の上田創造館は夏休み中の小中学生らを対象に「ふしぎ・なるほど・おもしろサイエンス」をこのほど、同館で開いた。
親子連れらでにぎわった。
「小型月着陸実証機SLIM(スリム)」などを搭載したH2Aロケット47号機が26日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるのを前に、元JAXA理事で上田創造館名誉館長、上田市出身の山浦雄一さんと「JAXA宇宙探査イノベーションハブ主任研究開発員」でSLIMの変形型月面ロボット(LEV―2)の開発に携わった長野市出身の平野大地さんがトークセッション。
SLIMの8分の1模型の展示や「SLIM体験ゲームコーナー」などもあった。
山浦さんは、月探査の意義を説明し「月の氷を飲み水にしたり、水素と酸素に分解してロケット燃料にすれば月に住めるようになる。そうすれば火星など、もっと遠くまで行ける。月がもしなかったから人間はどうなっていたか調べてみて。いろいろ考えるともっと不思議が広がるはず」と語りかけた。
平野さんは「SLIMは月の狙った所にピンポイントに着陸することを目指し、分光カメラで岩石の種類や成分を調べて月の起源を考えるためのデータを集めるのがミッション。わたしが担当したLEV―2はソフトボールくらいのサイズで、SLIMの着陸状況や周辺の写真を撮ってデータを送るのが仕事。逆さまになっても自分で起き上がれるし、車輪を逆向きに回転させて左右に旋回できる。これから月のミッションは多くなっていく、皆さんもぜひ注目してほしい」と述べた。
上田市立清明小学校3年の佐藤悠道さんは「(26日の)打ち上げは絶対に見るつもり。宇宙が好きだから自分でも行ってみたい」と目を輝かせた。
館内では地元の高校や大学、団体などが「ダンゴムシを迷路で歩かせてみよう」「土壌動物を見てみよう」「ピタゴラ装置と射的で遊ぼう」など15のブースを出展。
信州大学繊維学部山辺班のブースで滑車の原理を応用して「空中クライミング」に挑戦した上田市立北小学校3年の鈴木聡一郎さんは「結構高く上がってドキドキしたが、めっちゃ楽しかった。科学は不思議だなと思いました」と話していた。



