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上田市の第三中学校の児童が「上田魅力再発見プロジェクト」を行う!仕事の内容や業務に携わっている人の思いなどを聞く!

テーマ:上田市ニュース

【女将の久保さん(右)に質問する生徒】
【客室を見学】

 上田市中央北、市立第三中学校の1年生111人はこのほど、数人ずつのグループに分かれて市内の飲食店や農園、銭湯など14カ所を訪れた。
 そして、それぞれの仕事の内容や業務に携わっている人の”思い”などを聞いた。

 総合的な学習の時間で取り組む「上田魅力再発見プロジェクト」の一環。
これまでも上田電鉄別所線に乗って日本遺産に認定された塩田平の文化財を見学するなど地域について学んできた。
 今回は生徒それぞれが研究テーマを決め、訪問場所や質問を考えて出向き、地域の大人たちから話を聞いた。

 同市大手の上田温泉ホテル祥園・別館寿久庵には、女子生徒4人が訪問。
明治から大正時代に建てられた客室や今年オープンした屋上のハーブ園、天然温泉の風呂場などを見学。
 女将の久保美奈子さんにインタビューした。

 久保さんは生徒の質問に答えて「新型コロナウイルス感染症」の影響や料理へのこだわりなどについて話した。
 
 接客の仕事に興味があるという玉木結愛さんには「お客さんと話をするために、常に歴史や食べ物などいろいろな情報を集めている。接客の仕事は皆が遊んでいる時に忙しくて大変ですが、ぜひやってみてください」と語りかけた。

 髙野舞さんは「歴史ある建物にハーブ園など現代の文化を取り入れていて素晴らしいと思った」。

 川上瑛菜さんは「(施設内が)めっちゃきれいに整っていて、客のことを思って仕事していることが分かる」。

 髙野梨緒さんは「備品1つにも女将さんの気持ちが詰まっている。私たちをていねいに迎えてくれ、大事にされていると感じてテンションが上がりました」と話していた。