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上田市の清明小学校の児童が市民活動団体「ダイラビ」のメンバーらと初の「バリアフリー調査」を行う! ★学校近くにある海野町商店街で。

テーマ:上田市ニュース

【商店主に質問する児童(宮城商店)】

【調査の結果について井出さんと話す児童ら】

 上田市大手の市立清明小学校4年1組の児童24人はこのほど、初の「バリアフリー調査」を、学校近くの海野町商店街で行った。
 市民活動団体「ダイラビ」のメンバーら8人と協力しての調査。

 児童はこれまでにアイマスクや車いすの体験をしたり、盲導犬と行動する視覚障がいのある人と交流するなどして学習を重ねてきた。

 この日は、4つの班に分かれて商店を回った。
 入り口の段差やスロープの有無をチェックシートに記入。
 商店主に「店内の通路は車いすが通れますか」「盲導犬は入れますか」などと質問した。

 筋ジストロフィーを患い電動車いすで生活するダイラビ代表の井出今日我さん(33)は同じ班になった児童に「車いすでは歩道に段差があると衝撃が体に直に伝わってくるし、体が傾いたりして危険なこともある。そういうイメージを持ちながら歩いてほしい」と伝えた。

 児童は、目をつむって歩道の点字ブロックの上を歩いてみたり、商店主や事業所の担当者に質問したりして積極的に活動。

 牧内秋穂さんは「段差があって、努力したけど直せない店もあった。これから店を出す人は最初から考えて作れば、誰もが楽しめる店になると思う」。

 渡邉桜子さんは「パーフェクトなところもあったし、だめなところがあって工夫したけどできない店もあった。車いすの人や視覚障がいのある人にも『いいな』と思ってもらえる海野町商店街になってほしい」と話していた。

 文具などを販売する宮城商店の代表社員、石井誠司さん(73)は「小学生のうちからバリアフリーについて考えるのはいいこと。勉強することで思いやりの気持ちが自分の中から生まれてくるのでは」と期待した。