上田市東部自治会連合会が土屋陽一・上田市長や関係部課長と「行政懇談会」を行う!
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上田地域東部地区自治会連合会(会長・依田豊中常田自治会長、8自治会)はこのほど、土屋陽一・上田市長や関係部課長との「行政懇談会」を同市常田の東部地区防災センターで行った。
同連合会としては初めての開催。
事前に8自治会から市に提出された13件の要望事項のうち、当日は、8件の要望事項に対して市の担当部課長から口頭での回答があった。
なお、口頭での回答がない4件も含めて市は後日文書で、各自治会に回答する。
◆8自治会から提出された要望事項で市から口頭で回答があったのは
▽踏入自治会 自治会のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進について
▽泉町自治会 泉町水源地から国道141号までの市道改良について
▽上常田自治会 信州大学北側市道の補修について
▽中常田自治会 上常田、中常田、下常田、北常田で使用する防災倉庫の耐震工事について
▽下常田自治会 常田公園の維持管理費の増額について
▽北常田自治会 日の出町を通る市道の歩道整備について
▽材木町自治会 国道18号から染屋浄水場につながる一方通行の市道整備について
▽常入自治会 常入の常田大日堂の上部水路改良について
このうち、踏入自治会要望の自治会DX推進については、政策研究センター小林修副センター長から、スマートシティ化推進計画、SDGs未来都市選定など市の取組みとしてDX推進は重要であるとし、各事業の進捗に合わせて進行管理中であり、自治会事務事業のDX化は研究を進めたいとした。
また、中常田自治会要望の防災倉庫の耐震化工事に対して、石井正俊市民まちづくり推進部長は「施設単独での耐震改修は地元負担もある」と話したことに対して、連合自治会側から「老朽化が進む現在の地区防災センターを東部地区防災拠点として再整備ができないか」との意見が出た。
これに対して市側は今後の検討課題とした。
依田会長は「東部自治会連合会としては初開催。自治会が直面する課題にこの場で回答がある機会はありがたい。課題解決を進めたい」と話した。
土屋市長は「東部自治会は上田の中心市街地への玄関口。さまざまな地域課題や長引くコロナ禍で運営への苦労があると思う。日頃の活動に敬服する。本日の課題を前向きに検討したい」と話した。