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浦里小開校150周年を記念した地域事業ドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語 この学校はなくさない!」を上映!★安孫子亘監督の講演を行う。

テーマ:上田市ニュース

【講演する安孫子監督】

 上田市の浦里小開校は「150周年」を記念した地域事業として、ドキュメンタリー映画「奇跡の小学校の物語 この学校はなくさない!」の上映と、安孫子亘監督の講演を同校で行った。
 主催は浦里小学校区四自治会、浦里希望の泉プロジェクト、奇跡の小学校の物語上映会実行委員会。

 「奇跡の小学校の物語」は、在校生の減少から5年以内に「複式学級(人数が少ないため1つの学級を異なる学年の子どもで構成させた学級)」が解消されない場合は、統廃合とされた栃木県宇都宮市立城山西小学校が舞台。
 校長と地域住民が行動し「小規模特認校(従来の通学区を残したまま同一市町村のどこからでも通学を認める学校)」として再スタートさせて児童数が増加。
 統廃合の危機を乗り越えたドキュメンタリー映画。

 学校にある樹勢の衰えた「シンボル的な桜」を復活させること。小規模特認校として再スタートした年。
その翌年などの入学式のシーンで、新入学児童が年々増える感動的なシーンもある。

 上映会では、自治会長を代表して居鶴勉浦野自治会長が同校150周年記念事業ができたことに感謝の言葉を述べ「浦里小学校が直面している児童減少問題を踏まえ、学校の存続に向けて活動を続けたい」とあいさつ。

 76分の上映後、さまざまなドキュメンタリー映画を撮影している安孫子監督は「この地域が城山西小のある町と本当に似ている。学校に対する思いの強さ、学校を守ろうとする思いが似ている。感激した。火災で焼失した校舎をぜひ見てみたかった。多くの映画に登場し、皆さんの誇りだったと思う。映画が皆さんにとって何かの糧になればと思う。児童減少による学校の統廃合の問題は日本全国にある。この映画を撮ったことで、この問題と向き合うことが多くなった。さまざまな課題があると思うが、城山西小の場合は、並外れた校長先生が赴任してきたことと、地域の人がタッグを組んだことが大きなポイント」と話した。
 また、取り組みの中で桜の復活がポイントになっていることや、学校で一流の文化人を招いた特徴ある学び、地域の住民が学校を応援する「不在籍PTA」、小さな学校だからこそできることなどを語った。
 自然豊かな環境で特色ある取り組みとして、浦里小で日本ミツバチの養蜂を行う提案も行い、会場からの質問にも応えた。

 上映会実行委員会の井澤毅実行委員長は「浦里小の存続に向けて小規模特認校の要望をする活動を続けている。小規模特認校に関係した映画があることを知り、上映することになった。城山西小学校の実績はすごいものがあり、参考にしたい」と話していた。