国の登録有形文化財★上田市内で新たに5件登録へ!「前山寺」「りんどう橋」
テーマ:上田市ニュース


国の登録有形文化財の新規登録で、長野県内では14件、本紙関係分としては上田市の5件が11月24日の文化審議会文化財分科会の審議・議決から文部科学大臣に答申された。
5件は、上田市前山の前山寺本堂、庫裏、玄関、山門の4棟。上田市御嶽堂の内村川にかかる人道橋「りんどう橋」の1基。
今後、官報告示を経て登録される。
前山寺は三重塔が国重要文化財に指定されていることでも知られている。
本堂は、江戸中期の建築で、三重塔の下段に位置。
寄棟造の大きな茅葺屋根があり、正面に張り出した唐破風の下に雲竜彫刻などがある。
庫裏は、江戸後期の建築で、本殿東側の切妻造平入で桟瓦葺。
玄関は、江戸末期の建築で、本堂と庫裏の間に位置する東西棟、屋根は桟瓦葺。
山門は、江戸後期の建築で、本堂西側にある石段の上部、三重塔の正面に位置する薬医門で、屋根は切妻造茅葺。
◇ ◇
りんどう橋は、ドイツのハーコート社で製作された「ボーストリングトラス」。
明治中期に九州鉄道で現在の鹿児島本線等に使われた。
明治末期に撤去、昭和初期まで保管されていた。
昭和3年に丸子鉄道が千曲川橋梁復元のため桁2連の払下げを受けた。
同鉄道の廃線後は「道路橋・大石橋」なった。
平成13年の台風災害で被災、撤去された。
しかし、1連が保管され、平成19年に現在の「りんどう橋」となった。
上田市内の土木構造物が有形登録文化財に登録されるのは初めて。



