丸子地域に現存する古文書を読み解いて歴史を学ぶ「丸子史料研究会」★毎月第2水曜日「丸子図書館」に集まって勉強会!
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丸子地域に現存する古文書を読み解いて歴史を学ぶ「丸子史料研究会」は、毎月、第2水曜日の午前10時から正午まで「丸子図書館」に集まって勉強会を開いている。
会長は同市長瀬の村松正孝さん(86)。
会員は、現在16人。
このほど行った定例勉強会では、会員10人が出席して昨年暮れから学び始めた鹿教湯の「名主・高梨家」の古文書を読んだ。
昨年は、鹿教湯の名主だった齋藤家に残る天保年間の記録と同市石井の寺西家の古文書を読み解いた。
齋藤家の古文書には天保の初めの飢饉により年貢の納入にも農民の「食料」「夫食(ふじき)」の確保にも困窮を究める状態にあった。
畑作米の減免を得るため、幕府に直訴。
12カ村の惣代として和田村と「和子村(現・上田市東内)」の名主を出府。
嘆願書を勘定奉行に提出したが、聞き届けられなく、老中首座の水野出羽守忠成へ嘆願書を直訴した。
当時の百姓の暮らしぶりなどが明らかになり「今まで知られていなかった史実が判明した」と村松会長は成果を語る。
寺西家の文書は主に人口動態。
幕府の調査結果や千曲川の氾濫により失った田畑の調査なども記録されていた。
同会は1973(昭和48)年、丸子町史編さんにあたって史料集めをした時に発足。
当時会員は40人だった。
以後、50年続けてきた。
会員の塩澤展子さん(85)は、この会に入会して5年。
上田市の社会教育大学など複数の歴史の会で27年間学んでいる「読めなかった文字が読めたとき感動する。意味もわかるようになると当時の姿が浮かび上がってくる。江戸時代の人と会話しているよう」。
増澤ハルエさん(75)は「白根医事を知ることは最高の幸せ。時代背景が想像できて楽しい」。
宮島寿子さん(79)は54歳から歴史の勉強をしている。昨年から同会に入会したという。同会では会員が年々減少。会員の入会を呼びかけている。
入会希望者は(電話)090・4153・1641(村松会長)まで。



