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上田市の上田西高校生徒会役員が「能登半島地震」の被災地で「ボランティア活動」!★体育館で開いた全校集会で「報告」

テーマ:上田市ニュース

◆活動報告をする生徒会副会長の小林さん

◆不要となった家具を運び出す生徒(上田西高校提供)

 上田市下塩尻の上田西高校生徒会役員は「能登半島地震」の被災地、石川県七尾市で先月25、26日に取り組んだ「ボランティア活動」について、5日に体育館で開いた全校集会で報告した。

 同校生徒会は1月は校内で、2月には市内の高校生徒会と5校合同でJR上田駅前で募金活動をした。
 映像などを示しながら報告した生徒会副会長の小林明快(あきよし)さん(3年)は「ボランティアの経験を学校外とも共有して東信地域の高校にも連携体制を拡大し、被災地高校生を対象にした支援を行っていきたい」と述べた。

 七尾市には生徒会役員ら13人が訪問。
 1日目はサッカー部が練習試合をするなどのつながりがある鵬学園高校の生徒会役員に学校生活の様子や必要とする支援のあり方などを聞き、液状化現象による陥没や校舎のひび割れなどの被災状況を確認。
 2日目は3グループに分かれて壊れて不要となった家具などの搬出作業に取り組んだ。

 新聞委員会副委員長の大田すみれさん(同)は「(現地に行って)テレビで見ていた情景が本当なんだと実感した。周囲の家の人が避難するなか、1人でも明るく前向きに暮らしている高齢の女性に出会えたことはわたしにとって貴重な経験。これからは自分にできることをしていきたい」と話した。