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上田市の塩田西小学校の児童がでコナラやミズナラの「苗木の植え替え作業」を行う! ★「たねぷろじぇくと」(被災地里山救済・地域性苗木生産・植栽プロジェクト)

テーマ:上田市ニュース

【「大きく育って」とペットボトルの植木鉢を連結】

 上田市山田の市立塩田西小学校4年生41人は、同校ランチルームでコナラやミズナラの「苗木の植え替え作業」を行った。

 長野大学環境ツーリズム学部の高橋一秋教授(53)が東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南部の海岸防災林や里山を再生しよう-と呼びかけ、2013年から活動する「たねぷろじぇくと」(被災地里山救済・地域性苗木生産・植栽プロジェクト)の一環。

 塩田西小学校では3年生が種をまく。
 4年生が水やりや草取りなどの世話をする。
 そして、5年生の有志が現地で開かれる「植樹祭」に参加して苗木を植える。

 この日は、高橋教授と学生14人が同校を訪問。
 児童は学生に教わりながら、高さ15㎝ほどに成長した2年目の苗木のペットボトルの底をカッターで切り落とし、もう1本のポットボトルを連結した。

 4年の大日方晴さんは「カッターで切るのが難しかったが、テープでグルグル巻くのは楽しかった。大きく育って、まちを守る立派な木になってほしい」と目を輝かせた。

 長野大学環境ツーリズム学部3年の福田ららさんは「大学で深く学んだことを小学生に伝えられるのはうれしい。いまやっていることが遠い地で暮らす人の防災に役立つことを感じ取ってもらえたらいい」。

 高橋教授は「2016年に初めて現地に植樹した木はようやく1mほど。しっかりした防災林にするためには20年、30年といった息の長い活動が必要。小学生や大学生が活動に関わることで学べることは多いと思う」と話した。