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上田市の丸子修学館高校が「スマホ教室」を開く! ★生徒が「先生役」となって高齢者にスマートフォンの使い方を教える。 ◆あす3日には丸子修学館高校と上田西高校が合同でスマホ教室

テーマ:上田市ニュース

◆高校生に教わりながらスマホを操作する参加者

 上田市中丸子の丸子修学館高校は、生徒が「先生役」となって高齢者にスマートフォンの使い方を教える「スマホ教室」を開いた。

 市塩田地域包括支援センターからの呼びかけで初めて実施し。
福祉を選択する2年生が同校を訪れた市内の70歳から90歳の男女15人にマンツーマンで対応した。

 スケジュール帳の使い方を教わり、音声入力などを使って予定を入れた同市八木沢の宮崎省吾さん(88)は「言われた通りにやってみたが、1人でできるかは不安。でもこれからはスマホで予定を管理してみたい」。

 2年の赤羽優成さんは「自分はスマホを感覚で使っているので分かってもらうのは難しいが、初めて操作する人の気持ちになって説明しました」。

 動画配信サイトで趣味の麻雀や料理を検索する方法などを質問した同市中野の田村晃子さん(75)は「若い人と接するのは新鮮。高校生と話す機会はあまりないので、気持ちが若返ります」。

 将来は社会福祉士を目指しているという杉本輝龍さんは「高齢者と話すのは楽しい。スマホを日常のものとして使ってほしいです」と話していた。

 知久朱美教諭は「生徒には何か特別なことでなくても、自分の得意なことで誰かの役に立つことがあると気づいてほしい。きょうは普段の授業では分からない生徒の顔が見え、一人ひとりの良さを再発見しました」。

 塩田地域包括支援センターのスマホ教室は昨年度から大学や高校に呼びかけて年数回開いており「リピーターも多い人気の講座」だという。

 同センターの生活支援コーディネーター、矢嶋宏さんは「いまは情報を取りにいかないと後れをとってしまう時代。高齢者こそ通院や買い物など、スマホを生活の中で使えるツールとして役立ててほしい」と話す。

 あす3日には丸子修学館高校と上田西高校が合同でスマホ教室を開く。