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上田千曲高校建築科の生徒が「工事現場見学研修」を行う! ★長野県上田建設事務所、県建設業協会上小支部が主催。

テーマ:上田市ニュース

【生徒に建築の魅力を語る髙野さん】
【建設中の建物内部を見学する生徒ら】

 長野県上田建設事務所、県建設業協会上小支部は、上田千曲高校建築科の生徒を対象に「工事現場見学研修」を行った。
 建設産業の担い手育成が目的。
 1年生を対象に千曲市の保育園と、東御市の滋野児童館の建設現場を見学した。

 滋野児童館は、滋野小学校隣接の旧保育園跡地に建設中。
来年4月の供用開始に向けて工事が着実に進んでいる。
 建物は児童館、児童クラブの併用施設で利用最大188人を想定した木造平屋建て。
 児童クラブ室3部屋、学習室、図書室、遊戯室・体育館など。
 延床面積578㎡余、建設費は3億円余。
 施工は(株)東建工業、工事監理は滝設計建築アトリエ。
 省エネと太陽光発電による「創エネ」で、一次エネルギー消費量をゼロにする「ネット・ゼロ・エネルギービルディング(ZEB=ゼブ)」の水準を満たす施設。
 ZEBを達成する公共施設は県内に事例はあるものの、比較的大きな施設での実現する事例として注目されている。
 太陽光発電のパネルは95枚で45kW、蓄電池と組み合わせエネルギーを賄う。

 見学研修には約40人が訪れ、東建工業の櫻井能成社長らが出迎え、工事概要などを説明。
 上田千曲高校建築科の卒業生で活躍している同社顧問で、オフィスファイブ1級建築士事務所の五十嵐清人さんと、同児童館現場に関わっている(株)第三木材の髙野さくらさんが、建築の仕事の魅力などについて語った。

 五十嵐さんは、44年前に卒業、設計事務所で学び、ホテルや別荘など仕事を手掛けて「お客さんの要望を聞くなど対話の能力も必要。やりがいがあって楽しい」と語った。

 髙野さんは「自分の力で自分の家を建てたかった。自分の夢を叶え、地域に貢献したい」と建築の道に進んだ理由を話し、生徒に「あきらめずに自分の夢を叶えてほしい」とエールを送った。

 生徒からは、夢を実現させる仕事に「かっこいいと思った」や「どのような資格を持てばよいのか」など感想や質問があった。 
 建築中の建物の内部に入り、生徒たちは勉強した建物の筋かいの種類などを互いに確認。
 図面と比較しながら建設中の建物から学んでいた。