ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

「長野大学×上田千曲高校」が高大連携で「課題研究発表会」を行う!

テーマ:上田市ニュース

【発表する上田千曲高の生徒】

 上田市の長野大学社会福祉学部と上田千曲高校生活福祉科は「高大連携協定」に基づき、昨年に続き2回目の「課題研究発表会」を長野大で行った。
 学生と生徒が互いに1年間の学びの成果を発表、成果を共有。
 更なる学習機会の創出を目指す。

 冒頭で小林淳一学長が「今の時代は皆さんが社会に出た時に、自分で考えて仕事を創ることが求められる時代。知識を覚える教育から、自分で課題を見つけて、課題を解決する力を身につけることが求められている」。
 繁成剛社会福祉学部長は、昨年の発表を振り返りながら「高大連携を深め、発表の場は学びのチャンスになる」とあいさつ。

 上田千曲高は、障がい、高齢、児童の3分野の課題研究と成果を発表した。
 障がい分野では、障がいや年齢に関係なく、楽しみながら身体の機能向上につながる機能訓練を研究。
 紙コップのピンを下り坂においてボールで倒す「下り坂ボウリングゲーム」をつくり、デイサービスで実際にゲームをしてもらった。生活上の分かりにくいものを、分かりやすくする実践として、校内の福祉棟への経路を分かりやすく示す表示をつくるなど、さまざまな課題から課題解決の実践を行ったことを発表。 

 高齢分野では、昨年からの「レンタル高校生プロジェクト」の継続とPRを行った。
 高齢者宅7件で草取りや障子張り、スマートフォンの操作を教える「スマホカフェ」を行った。

 活動を東京ピックサイトで開かれた「SGWC(ソーシャルグッド・ウェルフェア・カンパニー・サミット)」で紹介し、後輩の生徒に継続を呼び掛けた。

 発表の締めくくりで「課題分析の経験を生かして大学でも学ぶこと」や「介護福祉士などを目指す進路」についても語った。

 児童分野では、あゆみ保育園、認定こども園かんぎおん、上田擁護学校、上田病院病児保育センター、中央子育て支援センターで実習の様子を紹介。
 学習を通して「病児保育が可能な施設が増加してほしいこと」や「子育て支援であまり知られていない支援メニューの周知の必要性があること」-などを発表していた。

 発表ごとに長野大学の学生と教員から、講評として感想や質問もあり、長野大からは井上、丹野ゼミナールが発表した。