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上田商工会議所が「新春賀詞交歓会」2023を開く!

テーマ:上田市ニュース

【賀詞交歓会であいさつする堀内会頭】

  上田商工会議所は新春賀詞交歓会を6日、同会議所4階で開いた。
 「コロナ対策」のため立食を中止し、例年より短時間の開催となった。
 参加者は90人。
 来賓は土屋陽一上田市長、国会議員、県議。

★昨年11月に就任した堀内健一会頭(59)のあいさつが次の通りあった。
 温暖な正月を迎えた。今年の干支(えと)は癸卯(みずのと・う)です。癸卯はこれまでの努力が花開き、実り始めるという縁起の良い年ということです。コロナ禍以降停滞していた世の中にそろそろ希望が芽吹き春がやってきそうな気配です。皆さまとともに飛躍の年になるよう祈りたい。残念なことに新年になってコロナ感染者の数字はそういう状況にないようだ。
 我が国においては、ブレーキを踏みながらアクセルを踏み、なんとか経済を回す方向に舵が切られている状態です。当会議所は昨年の事業として上田わっしょい、上田真田まつり、信州上田大花火大会、10月には上田地域産業展もリアルとウェブのハイブリッド開催ができた。新年度もコロナ対策のもと、いろいろ工夫を凝らしながら最大限効果が上がる事業を実施したい。2月には、チケットQRを使った消費喚起事業、3億円還元を行う。
 日頃ベースとなる活動は事業所の売り上げ向上、地域全体の活性化。課題としてあげられている経営者の高齢化のなかでの円滑な事業承継、創業支援などの相談事業を行い、販路拡大をさらに強化したい。
 くしくもここ数年、コロナによって考え方を変えなければならない状況になった。以前はリモート会議などは一部のIT企業だけだったが、今ではどの企業でも当たり前の仕事の仕方となってきている。デジタルが課題解決の手腕になることを実感することになった。
 今やDXは世の中の共通言語となった。今後は特にトランスフォーメーションを何にどのように反映させるかがキーワードになってくると思われる。DXの活用とともに各事業所間、行政関係機関、全国の商工会議所などのネットワークを大切に産業と地域振興を推進したい。