<トップインタビュー>2025 ㈱アルカディア=上田市小泉= 春原直樹社長(45) ☆ 「様々な業界に販路拡大目指す」
テーマ:上田市ニュース

精密板金、電気配線を主力とする上田市小泉の㈱アルカディア。
2019年、社長に就任して6年目の春原直樹社長(45)に現状と将来展望など聞いた。
―今年の目標
業界の景況感はあまり良くなく、停滞感が続いている。デジタル化投資、半導体投資に期待が集まっているが、動き出しの目途はたっていない状態。
しかし波は必ず来るので、来るべきときのための仕込みの時期と捉え、今までやりたかったけどできなかったことに取り組む1年としたい。
―他分野への挑戦
現状はAV機器、産業機械部品製造を主としているが、得意な分野のみならず、医療機器や食品機械など様々な業界に販路を新たに広げ、今まで扱っていなかった製品に取り組んでいきたい。
我が社の強みはスピード。受注を受けたらスピード感を持って形にし、さらに磨きをかけるという仕事に挑戦し続けたい。
―課題
昨年、ベンダーと呼ばれる鉄板折り曲げ機を導入した。鉄板を折り曲げる際は上下の金型で挟み込んで折り曲げる。この機械はその重い金型を自動交換してくれるため、誰でも曲げ加工ができるところが一番の利点。これら既存の機械を最大限に活かせる仕事を増やすためにも広報活動が不可欠と思う。
我が社はものづくりは得意だが営業部門がなくPRが充分できていない。営業部門を確立して販路拡大、新規業種を取り込まなくてはと考えている。
また、展示会などPRのチャンスがあれば可能な限り参加し、仕事の幅を広げたい。
―人材確保
今年、新卒の社員が入社する。地元の高校とコミュニケーションをとり、インターンシップも受け入れたりと学校連携に力を入れている。
昨年12月、オープンファクトリーに参加した。大勢の見学者が訪れて会社を知ってもらう良い機会となった。今年も参加したい。
―社員教育
働き方改革で年間休日を105日から122日に増やした。
この取り組み自体は好評だったが、これまで土曜出勤日に合わせて行っていた社員研修の時間が無くなってしまった。別のやり方を模索している。
―省力化
DXで省力化、効率化を目指したいが一部はやっているが、思うように進んでいない。事務作業をシステム化したいが難しい。
これからもアナログなところも大事にしつつ、自動化できるところは置き換えて、テクノロジーと人の共存を進めていきたい。



