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バス増便へ検討! 高校生バス定期券偽造の不正が問題に。 ☆上田市公共交通活性化協議会 ☆新たな施策、9日から説明会

テーマ:上田市ニュース

【上田市公共交通活性化協議会】

 上田市公共交通活性化協議会は、今年度4回目の会合を上田市役所で開いた。
 現在、継続中の運賃低減バス運行事業が9月末で終了することから「増便など新たな施策案」について報告。
 路線バスで高校生の不正乗車が問題として取り上げられた。

 上田市内の路線バス事業は、国・県・市の支援があっても令和5年度で約1億1000万円の赤字がある。
 運行継続のため新たな対策が必要で、持続可能な地域公共交通の再構築を図るため、今年度、交通事業者や関係者などと100回を超える検討を重ねた。

 新たな事業は、今年10月からの実施に向けて「地域公共交通利便増進実施計画」を協議して作成し、国に申請する。期間は5年間。

☆現在検討されている路線バスの再編は8路線。
 ▽傍陽線・菅平高原線、真田線 上田駅発着として定時性を確保、平日の日中は自治センター入口まで30分間隔のパターンダイヤ化、菅平高原線で高原内のルートを循環化に変更、渋沢線で菅田口から上渋沢まで廃止して菅平高原線を増便。
 ▽塩田線・信州上田レイライン線 2路線を統合、朝夕往復1便は特に上田千曲高生の通学を考慮して上田駅-別所温泉間を運行、日中は1時間間隔の塩田循環バスとする。
 ▽久保林線 廃止を検討したが、商業施設を多くつなぐルートを検討して3年間の利用状況から存続を検討。
 ▽祢津線 4月1日から試験運行で、町吉田から中吉田坂上までを、町吉田からあやめの里ショッピングパーク、ツルヤかのう店にルート変更、上田駅から西へ向かうルートで原町や花園を通らず、上田城跡公園前(新設)する。1日6便から8便に増便。
 ▽鹿教湯線 高校生の部活や塾を考慮して20時台に上田駅を発着するバスの復活、平日の日中に丸子駅までの1時間間隔でのパターンダイヤ化。
 ▽青木線 高校生の部活や塾を考慮して20時台に上田駅を発着するバスの復活、平日の日中の1時間間隔でのパターンダイヤ化。
 ▽長久保線 上田駅から丸子駅間のバス停の増設など。
 ▽市街地循環バス ルート変更で卸団地経由をオレンジバスの利用者が多いアクアプラザ上田経由にし、バス停「日清製粉前」を「日清ファルマ前」に変更し、渋滞する18号線を回避。

 運賃低減バス運行の料金から「ゾーン制運賃」を導入。
 現行の運賃低減バスでは上限運賃と本来の運賃の差が導入時よりも広がっていることもあり、初乗りは100円、地域の生活圏ごとにゾーンを設定し、ゾーンをまたぐごとに100円を加算し、1000円が上限。
そのため、鹿教湯温泉や巣栗上、大松は現在の500円から1000円になる見込み。
導入にあたっては、利用者負担を考慮して1年に引き上げ幅100円増を上限にすることから、1000円のエリアは5年かけて段階的に引き上がる。

 ゾーン制運賃導入でも、高校生の利用促進のため通学定期利用券は現行額に据え置く。
 チケットQRのプリペイド式回数券の利用ではプレミアム率を引き上げる。 現行2000円で2200円分利用できるものを、5000円で6000円分利用できるよう、プレミアム率を2倍にする。
 オレンジバスは1乗車200円にする。

 市は公的支援を拡充し、バス事業者間で運行協定を締結。「運行協定支援事業」を創設する。

☆市では新しい施策について説明するため、9日から25日にかけて、各地で説明会を開く。
 ▽9日午後7時 城南公民館
 ▽11日午後7時 武石公民館
 ▽13日午前10時 西部公民館
 ▽14日午後7時 塩田公民館
 ▽16日午後7時 川西公民館
 ▽18日午後7時 真田中央公民館
 ▽21日午後7時 上野が丘公民館
 ▽23日午後7時 丸子文化会館
 ▽25日午後7時 中央公民館。

 不正乗車の問題については、バス事業者から定期券の複製を使用しているなど事例報告があり、該当する高校に何度も申し入れを行っているが改善しないと訴えた。

 高校側から代表して出席した校長からは「初めて知った。校長会で話して対応したい」としていた。不正防止のため、紙の定期券からスマートフォンを利用した定期券の利用を促す発言もあった。