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「シリーズ文化講演会」2024年度の第3回目を開く! ☆「幕末期の上田藩」 ☆上田市の文化団体で構成する「シリーズ文化講演会実行委員」

テーマ:上田市ニュース

【会場の様子】
【講演する大石さん】

 上田市の文化団体で構成するシリーズ文化講演会実行委員は、このほど「令和6年度シリーズ文化講演会」の第3回目「幕末期の上田藩」を真田中央公民館・大ホールで開催した。

 講師は東京学芸大学名誉教授の大石学さん(72)。
 専門は日本近世史。
 NHK大河ドラマ「新選組!」「篤姫」「龍馬伝」「西郷どん」等の時代考証を担当。

 大石さんは上田藩主・松平忠固と藩士・赤松小三郎をキーワードに幕末期の上田藩の変遷について紹介。
 「討幕と左幕の対立構造が激化する中で、松平や赤松は中間派のポジションとして公武合体派や四賢候の福井藩主・松平春嶽、薩摩藩主・島津斉彬、土佐藩主・山内容堂、宇和島藩主・伊達宗城と協力して、緩衝役としての役割を果たした」。

 また、赤松と坂本龍馬の政治構想の類似性にも注目。
 藩内の身分は高くないが、自由な立場で政治活動を展開し、上下二院の議政局制を提唱。
 幕府や薩摩藩など外部評価が高いことを説明。

 真田町文化協会の佐藤和雄会長は「シリーズ文化講演会は17回目。今回は真田氏以降の上田の歴史を学べる貴重な機会だった。今後も地域の文化を皆で継承していきたい」と語った。