ASPINA・シナノケンシ(株)が「石井鶴三作、金子行徳氏の胸像」を上田市へ寄贈!
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ASPINA・シナノケンシ(株)=金子行宏社長、上田市上丸子=は、上田市に縁の深い日本芸術院会員で彫刻などの「芸術家・石井鶴三氏(1887~1973)」が制作した「シナノケンシ創業者・金子行徳氏(1878~1965)の胸像」を、上田市立美術館に寄贈した。
土屋陽一上田市長が「お礼状の贈呈」を同美術館で行った。
高さ50・5cm、ブロンズの胸像は、同社の株主の要望から石井氏が1955年1月、同社へ2回に分けて訪れ、13日間かけて制作したとされる。
作品名は「喜寿翁」。
同年の「第40回 日本美術院展」で発表した。
その後、長く同社の社員食堂に展示、絹糸紡績資料館の開設に伴い、同館で展示していた。
同館は2021年8月に閉館。
今年、2月に上田市立美術館へ正式に贈呈となった。
お礼状を贈呈した土屋市長は「70年近く前の作品。寄贈いただき心から感謝したい」とあいさつ。
金子社長は「石井先生が制作された私の曾祖父の像で、多くの皆さんにご覧いただきたいと美術館に寄贈することになりました。公の場で展示されると、社内にあった時と全く違う雰囲気で、改めて素晴らしい作品だと感じている。金子行徳は『真の資産は人』という理念を大切にして会社を築いた。時代を越えてASPINAにも引き継がれている。地域の皆さんと共に歩む企業でありたいことから、教育分野でもさまざまに協力させてもらっている」と語った。
現在の丸子図書館の前身「丸子町立金子図書館」は、行徳氏の遺志で遺族が図書館建設資金を寄贈。
「公益信託金子八郎奨学基金」は4代目社長の八郎氏が人材と教育について深い思いを持っていたことから遺族の申し出で設立された。
胸像は、6月29日までの「令和7年度上田市立美術館 コレクション展Ⅰ」で展示されている。



