上田市が新任の「民生児童委員」に初となる研修会を行う!
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上田市は12日、サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)小ホールで、新任の「民生児童委員」を対象とした初の研修会を行った。
研修対象の委員は、189人で180人余りが出席した。
昨年12月の一斉改選で委嘱された同市の委員は、327人で6割余りの委員が新任となった。
厚生労働省によると全国の民生委員定数24万人に対し、新任委員は約22万5000人。充足率は93・7%。
長野県は98・7%。
上田市は98・2%だった。
研修会では、市各担当課や社会福祉協議会担当者から委員の役割、活動内容や依頼業務などが説明された。
その後、長野県社会福祉協議会などが作成した民生委員の歴史や役割などの動画を視聴した。
出席した同市踏入の城田忠房さん(81)は「民生委員制度の前身、方面委員制度発案者は上田市出身の小河滋次郎博士であることは誇らしい。今後しっかりと地域の状況を把握し、行政などとつなぎながら見守り活動を進めたい」と話した。