案内板「武石八景・松島の夕照(ゆうしょう)」の「除幕式」を行う! ☆上田市武石地域の住民自治組織「住みよい武石をつくる会」が、依田窪南部中学校教職員駐車場に建てる
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上田市武石地域の住民自治組織「住みよい武石をつくる会」は、同市下武石の依田窪南部中学校教職員駐車場に建てた案内板「武石八景・松島の夕照(ゆうしょう)」の「除幕式」を行った。
武石八景は江戸時代後半、荒廃した村を再興するため上田藩から出張した郡奉行、相馬与右衛門通孝が里の風景を詠んだ和歌が伝わったものとされる。
同会は2021年から各地に案内板を設置しており「松島の夕照」は8基目。
和歌は文献によって差異があり、合わせると十景あるため残り2基の設置も予定する。
「松島」は同校の所在地の小字(こあざ)で、通孝は「ここもまた松のうらしま入日さす 影さえ長き春の夕映え」と詠んだ。
式典には、同会の会員や同校生徒代表の3年生8人らが参加。
児玉卓文会長は依田窪南部中学がある場所は明治28年までは小県郡と諏訪郡とを結ぶ主要な街道だったことなどを説明し、生徒には「夕映えの美しい瞬間は1年のなかでもあるかないかだと思うが、ぜひその瞬間をとらえて自分の胸に刻んでほしい」と語りかけた。
同校生徒会副会長の上原幹大(かんた)さんは「わたしたちはこの武石という地域を誇りに思い、故郷であることをとても光栄に思っている。これからも地域を守りながら、もっとすてきな所にしていきたい」。
同、荻原心結(みう)さんは「いままで見守ってくれた地域の皆さんに恩返しができるよう、今度はわたしが地域に貢献していきたい。武石地域の魅力を次の世代に伝え、誰かの支えになれるよう地域と共に成長していきたい」とあいさつした。
飯田陽向(ひなた)さんは取材に「ここに重要な道があったという歴史を初めて知り、学校を誇りに思った。武石公園からは長和や武石の風景が見えて、こんなにきれいな場所にいるんだと思います」と話した。
同校の3年生は起業家精神を育むアントレプレナーシップ学習に取り組んでおり、故郷の良さを知って発信し、地域発展のための方策を提案しようと活動している。
除幕式もこの学習の一環で生徒が参加した。



