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丸子修学館高で障がい者福祉の交流授業を行う! ☆上田の「ダイラビ」メンバーら講師を講師に招く ☆生徒がロービジョン体験で料理

テーマ:上田市ニュース

【ロービジョン体験をしながら料理する生徒に声をかける吉本さん(左から2人目)】
【中央奥が角谷さん】
指の感覚でバナナをカットする西山さん】

 上田市中丸子の丸子修学館高校は、同市常田の市民活動団体「ダイラビ(代表・角谷美由紀さん)」のメンバーら4人を講師に招き、障がい者福祉の交流授業を行った。
 福祉選択2年生22人は「車いす」や「ロービジョン体験」をしながら講師と協力して「ホットケーキ作り」を楽しんだ。

 生徒は、全盲の視覚障がいを持つ角谷さん、松尾寿美子さん、西山朱美さんの手を取り、声をかけながら、ダイラビ事務局で車いすの吉本茂さんと一緒に調理実習室に移動。

 4グループに分かれ自己紹介のあと、料理開始。
 コントラスト低下や視野狭窄、中心暗点などロービジョンの見え方を疑似体験するメガネをかけた生徒は、袋の表示を見たりミルクの分量を測ったり、庖丁でバナナを切るのに大苦戦。

 車いす体験の生徒は粉をかき混ぜる作業でうまく力が入らず手こずり、吉本さんは「料理はスピードが大事、手早く」と手本を見せた。
 松尾さんらは指の感覚で手際よくバナナをカットし、生徒は驚いていた。

 柳澤琉緯さんは「見えてる自分よりうまくて、完璧だった。メガネをかけたら全然見えなくて手を切りそうだった。周りの声があるとやりやすかった」と感想。

 角谷さんは「障がいのあるなしじゃなくて、ほんとに近所のおばちゃんと思って、声をかけてくれるといいな」と話した。

 同校福祉科の知久朱美教諭は「より身近に福祉のことを感じてもらって、まちの中で自然に必要なサポートができたりするといいと思う。料理は生徒の方が助けてもらったりしているので、お互い助けたり助け合ったりなんだということに気付いてもらえれば」と話していた。