クマ対策!「正しく知り 正しくこわがる」☆上田市の塩尻小学校で「特別講座」 ☆軽井沢町の「NPO法人・ピッキオ」の協力で
テーマ:上田市ニュース


各地でクマ被害が報じられる中で「クマが生息する山が近い」上田市の塩尻小学校は、軽井沢町の「NPO法人・ピッキオ」の協力で「特別講座」を開いた。
同法人は「クマとの共存」などで活動している。
クマ対策の講座は同校で初めてで、全校児童約170人を対象に、児童の保護者らも参加した。
ピッキオからは関良太さんが訪れ「人と野生動物のくらしを考える特別講座」として講演。ツキノワグマのメスの成獣や子グマのはく製なども見せながら、「正しく知り、正しくこわがること」とし、クマがどのような動物か、出遭ったらどうするかについて、児童に質問をしながら解説した。
クマについては、布にプリントした北海道などに住むヒグマの大きさとも比較しながら、大きさを実感してもらった。
視力はそれほど優れていないが、犬より優れた嗅覚、とても良い聴覚があること。
春、夏、秋に食べている物。
何歳まで生きるか
-など生態について分かりやすく説明。
★人に対して「問題を起こしやすいクマ」として
▽びっくりしたクマ
▽親子グマ
▽(人の)食料や生ごみを食べたクマ
-の3点をあげた。
人と突然遭遇してびっくりしないために、クマ鈴を持っての登下校や山道は走らないなどを呼び掛けた。
親子グマの対策のため、子グマが母グマを呼ぶ声の音声動画を紹介し「この声を聞いたら近くに母グマがいるので、ゆっくり戻って」とした。
人の食料などを食べないよう、傷んだ野菜や果物を野ざらしで捨てずに深く穴を掘って埋めることや、クマの生息域に近い場所ではコンポストを使用しないことが必要だとした。
クマを見かけた時は「落ち着いてクマを見ながら、ゆっくり後ろに下がる。森の場合は、立木を間に入れて距離をとる」ことや、クマが間近に近づいて来た時には、地面に伏せて首の後ろ手で覆う防御姿勢なども紹介した。
関さんは講座の終わりに宿題として「私たちは自然のために一体何ができるかを考え続け、行動してほしい」とした。
講演後、児童は「山が近いので、対策を知ることができてよかった」などと話していた。



