「道の駅まるこ」開業時期の見通し立たず。。。<上田市議会12月定例会・一般質問>2025
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12月上田市議会定例会は3日、一般質問を行い、7議員が質問を行った。
◆泉弥生議員は、第三次上田市図書館基本構想についての質問に関連し、読書離れを踏まえ、子どもが楽しみながら本と接する機会を生む石川県の先進事例をあげて取り組みの提案を行った。
◇池田清純・教育次長は「関係機関が連携しながら読書活動機会の提供、読書環境の整備、読書の大切さの啓発を進めている。施設内に遊び場を設けるなど新しい取り組みに挑戦しているところもあり、利用者から好評を得ている。(提案の取り組みには)施設の大幅改修や利用者の理解が必要になる。すぐに取り入れるのは少し難しいと考えるが、子どもが本に触れる切っ掛けをつくることは図書館の責務の一つ。先進事例を含め研究する」と答弁した。
◆井澤毅議員は、着工になった青木峠バイパスが完成した場合に交通量の増加を踏まえ、通学路にもなっている国道143号の交通環境の変化や安全確保について質問。
◇佐藤安則・都市建設部長は「国道143号は松本と上田を結ぶ主要幹線道路。青木峠バイパス整備後の交通量の増加は明確に示されていないが、計画交通量では1日あたり上り下り両方の合計で5400台と推計されている。増加が想定される車種は大型貨物車や観光バス、乗用車。交差点や接続部の交通集中、歩道幅員の狭さ、歩道の縁石が低い箇所の存在から、歩行者の安全確保が地域の課題になっている。(開通後の)危険性の高まりは市としても認識している。令和4年度に上田市から県へ宮島交差点から青木村境までを対象とした要望書を提出し、関係機関と連携しながら安全対策の推進を図って来た。県が事業主体で、岡自治会から青木村にかけて歩道整備を行う事業を完了している。安全対策の一部として、各交差点における右折レーンの新設についても優先順位を踏まえ、事業化を目指して検討を進めると県からは回答がある。(安全対策について)県と緊密に連携し、事業推進に努めたい」。
◆池上喜美子議員は、学生の2人に1人が利用していると言われる奨学金の返済支援で、企業が従業員の返済を肩代わりする代理返還制度について質問。
◇北沢健治・産業振興部長は「市の奨学金返還支援制度は、市内中小企業などの人材確保を目的として、返還額の2分の1、年10万円を限度に、最大5年間助成、令和2年度から制度を開始。制度を利用するには企業に登録申請が必要で、国の健康経営優良法人の認定、県の職場いきいきアドバンスカンパニーなどの認定を受けるか、人材育成研修も認めることにしている。11月末現在で登録事業者は、製造業を中心に延べ41社、うち利用者は16社の22人。登録事業者や利用者は年々増加している」と答え、県の制度との併用はできないとした。
◆齊藤加代美議員は、市と県が建設を計画する「(仮称)道の駅まるこ」整備事業で、敷地の盛土工事の費用を県が負担するものと市職員が誤って認識していたため、基本計画案の大幅な見直しが必要になったことについての見解と今後の見通しについて質問。
◇翠川和広・丸子地域自治センター長は「県との調整などを担当者1人に任せ、担当部として実施すべき情報の共有や内容の確認等が不十分だったため、市が負担する事業項目やその内容等を明確に確認していなかった。事業の管理体制が不備であったことが原因であり、担当部として重く受け止めている」と陳謝。
◇土屋市長は「当初は令和12年度の開業を目指すスケジュールだったが、現在は庁内関係課による事業内容の精査と協議、検討を進めている段階で、具体的な事業見通しをお知らせできる状況にはない」と答えた。
◆半田大介議員は、従来計画より1年遅らせて令和10年4月の開校を目指す信州オープンドアスクールについて質問。
◇池田教育次長は「学びの多様化学校と夜間中学の2つの機能を持ち合わせた学校で、それぞれ各学年単級による少人数での学級編成。各学級の生徒数は概ね10人、全体で60人程度と想定している。設置場所は登校のしやすさを考慮し交通の利便性の高い市街地で、運動場の使用を見越して小学校に近い場所を検討。候補地の選定に向けて調整を進めている」。
◆松山賢太郎議員は、自治会の加入促進策として、企業や商店などと協力して加入者限定で割引サービスを受けることができるカード発行など優遇措置制度を設けてはどうかと提言。
◇堀内優市市民まちづくり推進部長は自治会加入率は9月時点で81・5%で10年前より9・5%減少しているとし「自治会加入の最大のメリットは隣近所の方と顔が見える関係性の構築により互助、共助体制の確立であると考えている。優遇措置制度の有効性はあるものと捉えられるが、同時に未加入者との受益の公平性も考慮する必要がある。非自治会員が日ごろ意識せずに恩恵を受けているごみ集積場の維持管理や防犯灯の設置などさまざまなことに気づいていただけるよう、自治会の必要性を改めて認識していただける取り組みや視点が重要であると考えている」。
◆土屋勝浩議員は、土屋市長の市長公約「上田再構築プランVer2・0」で掲げた「医療体制の充実を推進する」などの進捗と自己評価、来年3月の市長選挙への出馬について質問を行った。
◇土屋市長が正式出馬表明⇒https://tjournal.co.jp/election/post-33627/



