上田市の信州国際音楽村が「こども音楽活動サポートプロジェクト」始動! ☆中学校部活動の地域展開 ☆課題の音楽系をサポートへ ☆行政、民間、企業が連携で
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上田市の一般財団法人・信州国際音楽村(若林邦彦理事長)は「こども音楽活動サポートプロジェクト」を始動すると発表した。
全国的にも珍しいプロジェクトとして注目を集めそうだ。
「中学校部活動の地域展開で受け皿となる地域団体が少なく課題になっている音楽系」をサポートし、従来通りに子どもたちが「地域で音楽活動ができる環境づくり」を行うため、行政、民間、企業が連携して行う。
こども音楽活動サポートプロジェクトは、上田管内の「中学校吹奏楽部(12団体)」でサポートを希望する団体に対して事務運営のサポートを行う「マネジメント・サポート・プログラム」
信州国際音楽村で第一線のアーティストが指導する「信州国際音楽村少年少女合唱団」や「UWAジュニアウインドアンサンブル」などに参加する
-2つのプログラムで構成。
中学校でのサポートでは、信州国際音楽村からの地域ボランティアマネージャーが、学校ごとの状況にあわせて、クラブを立ち上げて上田市教育委員会に登録するために必要な規約策定などをバックアップする。
学校ごとの実情により、従来通りの学校の担当教諭を中心とした指導でクラブを立ち上げる「従来近似型」、学校の担当教諭の負担を極力軽減して地域サポーターや外部講師を交えた運営体制をつくる「ハイブリッド型」、学校の担当顧問と連携しなから外部講師を中心とした運営体制をつくる「クラブチーム型」の3モデルを想定している。
事務手続きのサポートだけでなく、音楽プログラムの提供や、楽器の管理や修繕などの相談も行う。
プロジェクトを支える資金やリソースは企業が提供。
メインパートナーとしてデンセンホールディングス(株)、協賛社としてルートイングループ。
信州国際音楽村の南村昭夫館長は「全国的に部活動の地域展開が進められ、上田市内では令和9年度からの地域クラブへの移行を目指しているが、音楽系部活動は地域での受け皿が少なく、特に吹奏楽では練習場所の確保、楽器の管理など難しく、難航していると聞いている。現状を鑑み、信州国際音楽村でサポートプロジェクトを立ち上げ、事務局のマネジメントに焦点をあて、企業の支援をいただきながら、これまで通り、学校・地域で音楽活動ができる環境づくりを目的としている」とプロジェクトを説明。
学校間での楽器の貸し借りなどの運営もスムーズにできるなどのメリットも語った。
デンセンホールディングスの若林順平社長は「信州国際音楽村を発足以来サポートさせてもらっている。すでにスポーツ系の部活のお手伝いをしており、文化系で苦慮している話しを聞き、手伝うことができないかと考えた。事業が継続し、多くの子どもたちの夢や希望を育む一助になれば幸い」と語った。
上田市教育委員会の酒井秀樹教育長は「プロジェクトを立ち上げた皆さまに感謝したい。音楽文化を支えている信州国際音楽村から声をかけてもらい大変嬉しい。吹奏楽関係は大きく3つの問題点があり、だれが、だれをどのように指導するのか、責任ある運営・予算管理と執行、部活動として持っていた良さをどのように受け継いで行くのかがある。これまで学校の後ろ支えがあったが、顧問の先生が地域講師として、地域クラブを立ち上げたとしても、運営や予算管理など全責任を負うことになると、一歩踏み出す勇気がなかなかでない。今回のサポートプロジェクトで手を差し伸べていただき、大変感謝している。子どもたちの、やってみたいという気持ちを支える地域をつくりたい」とした。



