「上田市道の駅講座」が開催される!道の駅に求められる機能や役割などについて学んだ。
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上田市道の駅講座がこのほど、同市サントミューゼ小ホールで開催され、道の駅に求められる機能や役割などについて学んだ【写真】。
前半は、国土交通省関東地方整備局長野国道事務所副所長の西東俊郎さんが「道の駅第三ステージにおける国の取組」と題して講演。
現在道の駅は全国で1198施設あり、うち県内では52施設、同市では2施設あると紹介。
国では2020年から2025年を第三ステージと位置付け、地方創生と観光を加速する拠点として、インバウンド対応、防災機能の施設、地域センター的位置付けなどの”自由度の高い施設整備を推進”していると説明した。
後半は、香川大学経済学部准教授の山崎隆之さんが「道の駅の多様性~収益施設と公益施設の間で~」と題して講演。
前長野大学環境ツーリズム学部准教授でもある山崎さんは、道の駅について「地域毎に特徴のある幅が広い施設」などと定義。
◆全国の事例として
・商品開発する道の駅
・テーマ性を持った道の駅
・建物に特徴のある道の駅
・屋外に特徴のある道の駅
・地域連携を図っている道の駅ーなどを紹介。
一方で問題点として公共サービスと経済活動の資金面での混同の可能性について指摘。
「そうならないことが持続的運営のための要件」とした。