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上田市に「南部まちづくり協議会」が、設立! 地域内分権、住民自治組織の設立。市内で13番目。

テーマ:上田市ニュース

【設立代議員会での役員紹介。右が田子会長】

 上田市が進める地域内分権・住民自治組織の設立で、新たに「南部まちづくり協議会」が20日、設立代議員会を上田
 住民自治組織は市内で13番目。

 中央公民館エリアの上田中央地域では平成24年度以降、地域内分権について協議・検討。※地区自治会連合会は、東部8自治会、南部9自治会、中央9自治会、北部12自治会、神川13自治会。

 平成29年に住民自治組織づくりに向けて検討会を設立。
地区ごとに検討することになり、令和元年に神川地区、令和3年に北部地区がそれぞれ設立した。
 南部地区でも検討を進め、昨年3月から準備会を組織し、18回の協議を重ねた。

 南部まちづくり協議会の活動は、南部地区の横断的な課題に、従前からの活動を基本に、住民が一体となって、地域の安全・安心のまちづくりを行う。
 組織づくりは、既存組織の南部地区自治会連合会、南部地区防犯防災協議会、南部地区社会福祉協議会の3組織をベースに、各組織からの代議員13人で構成する代議員会を議決機関とした。

 南部自治連が「総務部会」、南部防災協議会が「防犯防災部会」、南部社協が「地域福祉部会」を担う。
 3団体以外でも協議会の目的に賛同する団体は活動に参画できる。

 設立代議員会では、中村彰地区自治連会長が「他のまちづくり協議会とは若干違うかもしれないが、地域をより良くしたい。今後は、中央地区自治会連合会ともタイアップをしながら、清明小学区でのまちづくり協議会になればと思う。まずは設立し、皆さんに参画を促したい」とあいさつ。来賓で土屋陽一市長らが祝辞を述べた。

 役員選出では、鷹匠町元自治会長の田子徳人さんが会長に就任。

 田子会長は「青天の霹靂で大役、会長を拝命し、力不足だが引き受けた以上は一生懸命行いたい。自治会連合会の活動と、まちづくり協議会の両輪で、南部9町の歴史と伝統を守りながら、新しい歴史をつくりたい」と抱負を述べた。

★ほか役員は次の通り(敬称略)。
 ▽副会長 伊藤和夫(末広町)、香山義一(泉平)▽理事 中村彰(大手町)、成澤秀造(本町)、渡邉務(南天神町)、竹渕健太(第二分団)、伊藤和夫(末広町)、佐藤暁(主任児童委員)、田子徳人(鷹匠町)、香山義一(泉平)、増田幸介(第二分団)▽事務局長 山本一仁(南天神町)▽会計 田口純子(泉平)▽監事 金井博子(大手町)、中澤龍治郎(松尾町)