長野県立大学のグローバル教養ゼミは今年度「上田市丸子地域活性化プロジェクト」取り組んだ!★「木曽義仲」や「巴御前」を軸に地域と連携。
テーマ:上田市ニュース

同ゼミが丸子をテーマとするのは3年目。
今年度参加学生は共に3年生の、鶴巻伶さん、町田莉菜さん、宮原晴香さん、キュウブンシンさん、富沢奈津美さん、豊里倫乃さん。担当は二本松泰子教授。
地域からは有志団体「木曽義仲信州丸子会」、飲食店の魚久本店、丸子地域自治センターなどが協力した。
学生は、年間を通じて、丸子の地域資源を生かした地域活性化研究、各種情報発信、イベント参加・協力などに取り組んだ。
★主な活動は
▽5月、義仲史跡や鹿教湯温泉など丸子地域フィールドワーク
▽6月、地元イベント「信州ルネッサンス2022」参加
▽7月など、学生がSBC信越放送ラジオやFMとうみに出演し情報発信
▽11月、義仲祭り関連イベント「諏訪流放鷹術実演」実施協力。義仲と巴御前のイラストが描かれたマスクケース配布
▽1月、義仲ゆかりのヒラタケを使用した料理動画を制作し(魚久本店が料理監修)、市ホームページで公開
▽義仲挙兵の地丸子をPRするのぼり旗作成
▽平家物語から「横田河原合戦」と「木曽の最期」を現代語訳した日本語文章と、台湾などで使われる中国語(繁体字)に訳した文章を掲載したパンフレット作成
▽魚久本店のメニュー作成
▽2月、丸子地域自治センターで寄贈式。
のぼり旗などを関係団体に贈り、活動について懇談─など。
◆寄贈式に出席した学生は
「義仲公を身近に感じてもらうことを意識しながら、地域資源を生かそうと考えた」
「台湾など海外の人にも丸子の良さを伝えようと思った」
「先輩の活動を参考に、多くの人に認知してもらえるような活動を心掛けた」ーなどと活動を振り返った。
二本松教授は「来年度も義仲や巴御前を軸とした上田市丸子地域活性化に取り組みたい。丸子は素晴らしい地域資源を抱え、地元の方々のマンパワーも魅力。学生には、地域活性化を支える地元の方々の仕事を学んでもらえれば」と話していた。