「東信美術展50周年記念誌」を発行! ★上田市立美術館で今夏「第50回 東信美術展」を開いた「東信美術会」
テーマ:新刊情報
東信美術会はこのほど「東信美術展50周年記念誌」を発行した。
日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門で制作活動に取り組む現会員ら120人余が、作品と作品に寄せる思いを寄稿。
同会が「上小美術会として発足した1948(昭和23)年からの歩み」「前回記念誌を発行した2012年以降の美術展や作品研究会」「裸婦講習会」ーなどの活動を”写真グラフ”で、紹介した。
東信美術展は1973年に上小美術展としてスタート。
コロナ禍の2020年を除き毎年、上田市内で開催してきた。
数年前からは中学生の作品を会場に展示し、今年初めて高校生を対象に「上田市立美術館長賞」と「奨励賞」を、設けるなど次世代育成事業に力を入れている。
小林幸雄会長(71)は「東信美術展の50年は多くの先輩の皆さんが築いてくださった歴史で重みがある。会員の高齢化など課題はあるが若いエネルギッシュな美術家を育て、今後につないでいきたい」と話す。
編集委員長は宮下倬實さん。
記念誌はA4判。
全ページカラーで160ページ。
500部製作し関係者に配布したが、残部があるので希望者には販売する。
問い合わせは(電話)090・1406・2579(小林会長)