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ブックレット第32号「上田小県の戦後史のはじまり(上)」を発行! ☆「上田小県近現代史研究会」

テーマ:新刊情報

【ブックレットを持つ桂木さん(左)と胎中さん】

 地域史研究者らでつくる「上田小県近現代史研究会」はこのほど、ブックレット第32号「上田小県の戦後史のはじまり(上)」を発行した。

 日本の戦後の起点である1945年8月15日とその前後を上田小県の人々がどう生きたのかをテーマに、村の青年団が発行した「時報」や公文書などの史料を読み解いて考察した。

 上田市真田町傍陽の桂木惠会長(72)は「戦後80年のスタートの時期に、敗戦直後の人々の平和への思いを再認識する必要がある。これからを『新しい戦前』にするのではなく、戦争がなかった戦後80年を続けていくためにはどうすべきかを考える手かがりになればうれしい」と話す。

 第一章「戦後八〇年の起点としての一九四五(昭和二〇)年」、第二章「様々な現場における戦後民主主義」と資料編で構成し、会員10人が分担して執筆した。
 執筆者は、桂木会長、大串潤児、村山隆、佐々木七美、入沢昌基、阿部勇、冨田隆順、関秀雄、清水たか子、胎中千鶴の各氏。

 上田小県近現代史研究会は1992年に設立。
 原則として毎年1回、テーマを決めてブックレットを発行している。

 2年前に都内から移住した事務局で、同市中央2の胎中さん(67)は「客観的に裏付けされ、これだけの水準のブックレットを長く発行し続けている活動は貴重。戦後史を学ぶ中高生や大学生にもぜひ手に取っていただきたい」と呼びかける。

 A5判、145ページ。
 1000部発行。
 市内の平安堂2店と西沢書店で販売している。定価660円(税込)。
 「上田小県の戦後史のはじまり(下)」は今年末の発行を予定する。
 問い合わせはメール jyosyokingendai@gmail.com