ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

「親子展 輝&敏郎」(7月21日まで・上田市別所温泉の色の詩人池田輝の美術館「ギャラリー輝」)

テーマ:お知らせ

【「蘇生」(右端)などを展示した池田敏郎さん】
【池田輝さんが描いた花の小品が並ぶ】

 上田市別所温泉の画家、池田輝さん(1932年~2005年)の作品を展示する色の詩人池田輝の美術館ギャラリー輝は「親子展 輝&敏郎」を開いている。

 輝さんと長男で館主の池田敏郎さん(65)がそれぞれ30代のころに描いた作品を並べた「初の親子展」。

 輝さんは長野県内の小中学校で教鞭を執りながら画業に打ち込んだ。 39歳で春陽会準会員推挙となった「対話」(120号)や、ヒャクニチソウやコスモスなど花を描いた小品などを展示した。

 敏郎さんは、32歳で春陽会に初出品した「風景」(30号)や、39歳で出品した「蘇生」(100号)などを展示。
 高校の美術班で油彩画を始め、日本美術学校を卒業後は故郷に帰って就職。
 仕事を終えた夜や休日などに絵筆を執った。
 「父が描くところを毎日見ていたのでどこかしら父の色が頭にある。父とは違う絵を描きたいと自分のモチーフを見つけて、自分が感じたものを色で表現しようと頑張った」という。
 現在は、春陽会会友。
 「自分を生かせるものは他にないから、ずっと描き続けていきたい」と話す。

 輝さんは庭に咲く素朴な花を好んで描いたという。
 長女で館長の髙瀬麻美さん(63)は「大作とは異なる目線の優しさを感じる。でも絵が主張してくる強さもあります」。
 「父と兄は生きた時代は違うが、流行には左右されず表現したいものを追求して本物を求める姿は同じだと思います」と話す。

 7月21日まで。
 開館は土、日曜日の午前10時から午後4時まで。
 入館料300円。中学生以下無料。
 (電話)070・8476・2573(ギャラリー輝)