上田市真田町長出身の彫刻家、宮島義清さん「増殖するエネルギー」を表現する「野外展」(14日まで・上田市真田町長、信綱寺前の古城緑地広場から徒歩5分ほどの山中)
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◆個展の準備をする宮島さん




上田市真田町長出身の彫刻家で、茨城県取手市の宮島義清さん(63)は、14日まで、市内で「増殖するエネルギー」を表現する「野外展」示を行っている。
会場は同市真田町長、信綱寺前の古城緑地広場から徒歩5分ほどの山中。
耕作放棄地となり、雑木や竹がやぶとなって茂っていた場所を整地。
2019年の台風19号で倒れたニセアカシアや自生するクワ、アブラチャンの枝などを使ったオブジェを並べた。
繁殖力が旺盛なアレチウリのつるを作品をつなぐワイヤーに沿って伸ばす計画で「普段から見慣れた厄介ものを作品にし、どこにもない異空間」を演出した。
宮島さんは、東京藝術大学彫刻科を卒業し、同大学院美術教育専攻を修了。
千葉県の中高一貫校で非常勤講師を務めながら、北海道の標津郡などを拠点に作家活動を続けてきた。
「コロナ禍」の2020年からは地元での制作も開始。
制作場所とした今展の会場周辺で雑木や竹を切り払い、整地した。
すると、アレチウリが繁茂し、コナラやクルミなどの木から落ちた実が芽を出すといった自然の営みに触れて「生命の力」を実感。
「殖」をテーマに作品を作るようになったという。
宮島さんはチェーンソーの音を気にせずに制作することができるこの場所を気に入っているという
「木陰で作業するのは気持ちいい。基本的に作ることは楽しいし、出合った素材から発想が湧く。この場にある素材を使って、さらに作品を発展させていきたい」と話す。
野外展示と同じ日程で、都内のいりや画廊でも個展を開く。
問い合わせは(電話)0268・72・2687(ミミール企画)



