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東御市の嵯峨孝尋さん(82)が歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」を模写した「エンピツ画」展示(11日まで・東御市の「信州八重原温泉アートヴィレッジ明神館」)

テーマ:お知らせ

【嵯峨さんと東海道五十三次を模写したエンピツ画】
【独自のカエルの作品】

 東御市海善寺の嵯峨孝尋さん(82)は11日まで、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」を模写した「エンピツ画」を、同市八重原の「信州八重原温泉アートヴィレッジ明神館」に展示している。
 観覧無料。

 保永堂版の東海道五十三次全55図のうち「江尻三保遠望」や「丸子名物茶屋」など24図の模写を並べている。
 あわせて、風景を描いたエンピツ画や、独自に創作したカエルの陶器作品も展示した。

 4年ほど前に独学でエンピツ画を始めた。
 その半年後から、この浮世絵の模写に着手し、55図全て描くことを目指したという。
 一昨年、40図ほど仕上げた頃に頸椎を悪くし、2カ月ほど入院。
 右手が動かなくなり、医者からも回復が難しいと告げられため、完成を諦めたという。

 しかし、退院10カ月後、奇跡的に手が動くようになったため、作品制作を再開。
 今年1月中旬の同作品展示開始までに55図全ての模写を完了した。

 嵯峨さんは「苦しみながら描いているような気がするが、そのうち楽しさが分かってくるかもしれない。五十三次の模写は、手が動かなくなってもう駄目だと思っていたが、仕上げることができて良かった」と話している。