明治から大正にかけて上田の商家が得意先などに配布した広告ちらし「引札(ひきふだ)」を展示(7月下旬まで・上田市立博物館)
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上田市二の丸の市立博物館は明治から大正にかけて上田の商家が得意先などに配布した広告ちらし「引札(ひきふだ)」を展示している。
今年1月から市のデジタルアーカイブ「上田の商家の引札」で公開している資料のうち、年末年始に配られた正月用の引札27点を展示した。
美しい着物姿の女性や風景、恵比寿、大黒などが鮮やかな多色刷りで華やかに印刷されており、商店街が蚕都上田で栄えた当時の賑わいが伝わってくる。
忠臣蔵の双六として遊ぶことができるものや、さっそうと自転車に乗る袴姿の女学生を描いた引札もある。
大正2年の丑年のものとみられる引札は牛の絵の横に「食塩各種 白糀 味噌 肥料 荒物雑貨 野田醤油 にがり」と取扱商品を並べ「各種大勉強」とアピールしている。
学芸員の久保直弘さんは「引札は広告文化のはしり。上田の商店が当時のきらびやかな流行をいち早く取り入れていたことがうかがえる」と話す。
7月下旬まで。
開館時間は午前9時から午後5時まで。
水曜日休館。
入館料一般300円。
(電話)0268・22・1274(同館)



