上田市下之条の橋詰強さん(88)、博子さん(87)夫婦は、米寿記念の「延寿萬歳展」(5月2日から11日まで・上田市立美術館アトリエ)
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上田市下之条の橋詰強さん(88)、博子さん(87)夫婦は、米寿記念の「延寿萬歳展」を5月2日から11日まで、同市天神3の市立美術館アトリエで開く。
これまで楽しみながら制作してきた作品を展示する。
強さんは書道や刻字の作品、博子さんは日本人形などを並べる。
夫婦展は長女の宮入典子さん(61)が発案し、強さんは「思いがけないことでどうなることかと心配でもあるが、2人でやってきたものを大勢の人に見てもらえるのは幸せです」と話す。
強さんは信州大学繊維学部を卒業して農林省に入り、東京の生理部生態学研究室に勤務している時に知人の紹介で博子さんと出会って結婚。
その後は、長野県の職員となり蚕業技術指導所などで勤めた。
40歳を過ぎてから書道を始め、定年退職後はかなや刻字に親しんだ。
「書は1人でもできるのがいい。自分に合っていたから長く続けられた」と振り返る。書は単身赴任の寂しさも紛らわせてくれたといい「一杯飲みながら書けば、筆運びがなめらかになった」と笑う。書の掛け軸「信濃の国」や「般若心経」などを展示する。
博子さんは小学5年のころから人形作りに没頭。
親戚から贈られた市松人形を分解して作り方を研究し、祖母が養蚕で糸を取り娘のためにと作っておいた反物を無断で使って大目玉をくらったことも。
「子どもながらに夢中で夜も寝ず、食べることも忘れて作っていた」という。 白いドレスを着たフランス人形は中学1年の時にやっと手に入れた生地で作った記念の作品だ。
26歳で結婚し、家業の農業や子育てに追われながらも人形作りは続け、日本人形作家協会の役員としても活躍した。
「何をどう使って、どんな風に作ろうかと考えるのが楽しいね」。
繭で作った鏡獅子や干支の置物、押し絵などを並べる。
入場無料。
7日は休館。展示時間は午前10時から午後4時。



