「白鳥映雪素描展 下絵の世界」(8月31日まで・小諸市立小諸高原美術館・白鳥映雪館)
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小諸市立小諸高原美術館・白鳥映雪館は、8月31日まで「白鳥映雪素描展 下絵の世界」を映雪館内外周で開いている。
白鳥映雪(1912─2007)は、小諸出身の日本画家で日本芸術院会員。全国展で数々の賞を受賞するなど評価されるとともに、小諸市名誉市民にもなっている。
今回は、完成作品(本画)の基となった人物や風景などの下絵22点を展示。
エンピツ、色エンピツ、墨、水彩などの下絵が並ぶ。
今回展示した下絵の多くは、白鳥映雪館友の会が所有する小型の「下絵(小下図)」で、人の目に触れる機会が少ない作品。
あわせて、同館が所蔵しているが公開の機会が少ない、本画と同サイズの大型下絵2点(大下図)も展示した。
大下図「夕凪」は、本画が日展入選作品。
終戦後東京の靴磨きを題材とした作品で、下絵はエンピツ、墨、水彩で描かれている。
本画は昭和20年代に長野駅に寄贈され、駅に飾られていたというが、昭和60年の時点で行方不明。平成11年には下絵発見が報道されている。
このほか、日展作品「黎明」の人物、日展入選作品「波止場」の背景となっている舟、浅間山、りんごなどが描かれた下絵を鑑賞できる。
同館学芸員の白鳥純司さんは「下絵は本来見せない部分で、試行錯誤のあとが残っている。本画ができていく過程などが見えてくることに注目し、色や筆跡、修正の痕跡などじっくりと鑑賞していただければ」と話している。
時間は午前9時から午後5時。
休館日は8月12日。18日から23日まで。25日。
観覧料は8月17日まで一般500円※小中学生250円。8月24日から同31日まで一般200円※小中学生100円。
問い合わせ(電話)0268・26・2070(同館)



