作家、池波正太郎の「自筆画展」(6月7日まで・上田市中央3の池波正太郎真田太平記館) ☆東京都台東区の池波正太郎記念文庫との「姉妹館提携20周年記念展」
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上田市中央3の池波正太郎真田太平記館は作家、池波正太郎(1923~1990)の「自筆画展」を開いている。
東京都台東区の池波正太郎記念文庫との「姉妹館提携20周年記念展」で、同文庫が所蔵する500点余の絵画のなかから「水辺の風景」を描いた21点を借用し、関連資料とともに展示した。
池波は幼少のころは絵を描くことが好きだったといい、代表作が出そろった54歳で初めてフランスを訪れると絵心が再燃。
晩年には本格的に取り組んで、絵入りの紀行文や画文集も多く手がけた。
生まれ育った東京浅草の風景やフランスの街並みなど、パステルや水彩で描いた作品が並ぶ。生家近くを描いた「大川と待乳山聖天宮」や「佃の渡し」などはエッセイ集「東京の情景」に掲載した作品。
フランス南部の地中海を望むコート・ダジュールのリゾート地、サントロペの墓地を描いた「異国の墓地(南フランス)」は海と空の青が印象的な作品だ。
学芸員の竹内美鈴さんは「池波先生は『鬼平犯科帳』や『剣客商売』など時代小説の印象が強いかもしれないが、違う一面も見ていただきたい。絵には仕事を離れた旅先でのリラックスした雰囲気があり、先生の豊かな感性が伝わってきます」と話す。
6月7日まで。
開館時間は午前10時から午後6時。
水曜日定休。
ただし4月29日、5月6日は開館。
4月21日、5月7日、8日、12日は振替休館。
入館料一般400円。
(電話)0268・28・7100(同館)
池波の自筆画やパステルや絵の具など愛用の画材が並ぶ
生家近くを描いた「大川と待乳山聖天宮」
「異国の墓地(南フランス)」(左)など



