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第70回記念の「日本水彩画会上田支部展」(13日まで・上田市の上田創造館)

テーマ:上田市ニュース

【日本水彩画会支部奨励賞、阿部さんの「波の音海の声」(右)などが並ぶ】
【70周年記念賞、上原さんの「精錬工場の黄昏」】
【上田市長賞、安保さんの「奥社への道」】
【東御市長賞、吉川さんの「冬の朝霧」】
【上田地域広域連合長賞 小池さんの「秋アジサイのある塔」】
【70周年記念誌と別冊】


 第70回記念の「日本水彩画会上田支部展」は13日まで、上田市上田原の上田創造館で開いている。

 風景や人物など、支部員の作品36点と一般からの応募作品13点を一堂に展示した。

 最高賞の「日本水彩画会支部奨励賞」は、上田市中野、阿部恵さんの「波の音海の声」。
 深みのあるブルーを基調に、頬杖をつく女性を描いた印象的な作品で「見た人の想像を膨らませる斬新さがある」と高く評価された。

 「70周年記念賞」は、佐久市、上原文人さんの「精錬工場の黄昏」が受賞した。

 東御市八重原の吉川哲也さん(78)は自宅前に広がる畑を描いた「冬の朝霧」で「東御市長賞」を受賞し「描くのは自己表現の手段。なかなか満足いくものはできないが、描くことで前向きになれる」と話す。

 同支部は「創立70周年」を記念して画集を発行した。
 1955(昭和30)に県内3番目の支部としてスタートして以降の活動内容や日本水彩展の入選者などを年度ごとにまとめて紹介し、支部会員22人らの作品を掲載する画集とした。
 また支部の礎を築いた同支部顧問の米津福佑さんによる「昭和のわすれられないこと」を別冊として発行した。

 同市県の月野貴久支部長(91)は「(70周年を迎え)水彩の歴史を継承していく責任を感じている。上小地域は丸山晩霞をはじめとする多くの先達が活躍した地でもあり、この地域のために文化芸術を守っていかねばならないと思っている」と述べた。

☆ほかの受賞者は次の通り(敬称略)。
 ▽上田市長賞 「奥社への道」安保暁(東御市)
 ▽上田地域広域連合長賞 「秋アジサイのある塔」小池専司(小諸市)
 ▽奨励賞 「収穫の刻」駒村まり(御代田町)、「白馬八方池」伊藤和明(上田市)、「吾妻川」小林丈夫(小諸市)

 入場無料。
 展示時間は午前9時から午後4時半まで。
 最終日は、午後3時半まで。