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上田市出身・バンクーバー在住の写真家、斉藤光一さん(63)が「写真展」(6日まで・上田市立美術館アトリエ)

テーマ:上田市ニュース

【枯れたバラの写真などを展示した斉藤さん】

 上田市出身でカナダのバンクーバーに住む写真家、斉藤光一さん(63)は6日まで、同市天神3の市立美術館アトリエで写真展を開いている。
 市内での個展は7年ぶり。

 「ふたつの故郷、ひとつの時間」をテーマに、生まれ故郷の上田と生活拠点のバンクーバーで撮影した風景や花など17点を展示。
 「写真を自由に見てほしい」とタイトルや撮影地は敢えて示さず、写真をキャンバス生地に印刷して木枠に張る「キャンバスプリント」で仕上げた。
 モモの花や枯れたバラのほか、曇天の上田城跡公園で爛漫に咲き誇るサクラの作品などを並べた。

 斉藤さんはカナダ人女性と結婚し30年ほど前にバンクーバーに移住。
 偶然撮った写真が雑誌のコンテストで優秀賞を受賞し、奨学生としてニューヨークで1カ月間学んだことが写真家への道を開いた。
 現在は、現地の日系メディア専属写真家として活動し、6月開催予定のFIFAワールドカップでもメディアとして撮影を予定する。

 斉藤さんは「バンクーバーの魅力は街のすぐ横に豊かな自然があること。さまざまな人種と接することで多角的に思考し学ぶことは多い。一方で上田駅のロータリーに立つと、ここが帰ってくる場所とも感じる」という。

 「写真は見た人それぞれのストーリーで感じてもらえればいい。言葉を超えてつながれるものがある。一期一会の出会いを大切に、これからも自然の中で光を追っていきたい」と話す。

 入場無料。
 展示時間は午前9時から午後5時まで。
 最終日午後3時)。