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「うえだ版画展」2026(24日まで・上田市立美術館の市民アトリエ・ギャラリー) ☆「創作版画を創始した山本鼎ゆかりの地、上田から版画の魅力を発信しよう」- ★あす23日「公開制作」も

テーマ:お知らせ

【個性豊かな版画が並ぶ】

 

 第14回「うえだ版画展」は24日まで上田市天神3、市立美術館の市民アトリエ・ギャラリーで開いている。

 「創作版画を創始した山本鼎ゆかりの地、上田から版画の魅力を発信しよう」-と同展実行委員会(松倉実委員長)が「版画愛好者」に呼びかけ、市内外の25人と1団体から寄せられた46点を展示。
 信州版画協会上小支部長などを長く務め、昨年12月に亡くなった吉川美彌子さんの遺作2点も並べた。

 昨年の同展を鑑賞して版画を始めたという同市大手の渡邉陽子さんは自宅の庭に咲くツバキやスイセンなどを描いた「咲き初める」(木版・紙版)などを発表し「展示作品の迫力に感動してやってみたいと思った。版画は刷り上がった時に、それまでの結果が全部まとめて出るのが面白い。
 今後はいろいろな技法に挑戦してみたいです」と意気込む。
 「別所温泉岳の幟」(木版)などを展示した同市長瀬の徳丸隆さん(90)は版画を始めて60年。「色とりどりの幟の特徴を出すのが大変だった。木彫は彫刻刀の線を生かすのが面白い」と話した。

 23日、午前10時から「ウォータレスリトグラフ」、午後1時半からは木版画の公開制作を行う。
 「版画の制作過程を見てもらい、愛好者の輪を広げたい」と企画した。

 実行委員会事務局の同市中央西、坂口恵二さん(73)は「版画の魅力は技法が生み出す美。画力に関わらず制作できるので、始めるのにそれほど敷居は高くないですよ」と呼びかける。

 入場無料。
 展示時間は午前9時から午後4時半。