長和町長久保の学者村別荘地に住む柏井誠さん(85)「絵画の初個展」(10月1日から5日まで・上田市立美術館アトリエ)
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長和町長久保の学者村別荘地に住む柏井誠さん(85)は10月1日から5日まで「絵画の初個展」を上田市天神3の上田市立美術館アトリエで開く。
これまで四半世紀にわたって制作してきた作品の中から80点ほどを展示する。
柏井さんは「生活の一部としてただ何も考えずに描いてきたものを整理して眺めてみたい思いもある。自分の中の描き続けようとする火を確認し、究めるべき先を見つけてみたい」と話す。
大気の光を発する地球の上を帆船が進む「大気光の海を騒がせ墓参り」(50号)は司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」をオマージュし、顔彩やクーピーペンシル、クレパスで描いた。
柏井さんは東京都出身。
京都大学農学部水産学科を卒業し、同大大学院農学研究科博士課程単位修得。
農学博士。
北海道区水産研究所海洋環境部長など歴任。
水産海洋学の専門家として、北海道周辺の海域で調査研究にあたった。
定年を翌年に控えた2000年に食道がんの手術を経験。
入院中に病室の窓から見た都心の風景を描いたのが絵画人生のスタートに。
退院後は仕事に復帰し、週末にはリハビリを兼ねて当時居住していた釧路の大自然を描いて歩いた。
11年に25年間暮らした北海道を後にして長野県朝日村に移り、その2年後には現在地に転居した。
現在は上田市の日本画家、生島潔さんの絵画教室で腕を磨く。
展示時間は午前10時から午後5時(初日は正午から、最終日は午後3時まで)。
入場無料。