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東御市の酒井医院長、酒井康弘さん(78)が「SAKURA(サクラ)」と題した「写真展」(31日まで・八十二銀行田中支店ロビー)

テーマ:お知らせ

【「水鏡」(上段左端)などを展示した酒井さん】
【「春爛漫」(小川村)】
【「ブルーモメント」(白馬村)】

 東御市田中の酒井医院長、酒井康弘さん(78)は「SAKURA(サクラ)」と題して、近くの八十二銀行田中支店ロビーで「写真展」を開いている。

 季節外れの大雪に枝をしならせる上田城跡公園のヤマザクラや、残雪の鹿島槍ヶ岳をバックに爛漫と咲き誇る小川村のサクラなど。
ここ5年ほどの間に、東北信と中信地域で撮影した12点を、A2判にプリントして展示した。

 「水鏡」=大町市中綱湖=は、4月下旬の冷え込んだ朝、湖面に美しい姿を写すサクラの群落を撮った。
 「霜が朝日に当たっていい色が出た」と酒井さん。

 「威風堂々」=高山村=は、樹齢200年を越すシダレザクラが生命力をみなぎらせて咲く姿に「かっこいいなあ」と、感嘆してシャッターを切ったという。

 酒井さんは休診日の早朝に家を出て撮影地に向かい毎年、テーマを決めて写真展を開いている。
 「外に出て、いろいろな風景に出合うと気持ちがリフレッシュする。写真を撮るために足腰を鍛え、規則正しい生活を心がけている」。
 「エドヒガンザクラやヤマザクラなど色の濃いサクラが絵になる。山や湖、雪などと一緒に撮って物語のある写真にした。もうしばらくすればサクラが咲く春が来る。楽しんで見ていただきたい」と話す。

 31日まで。
 平日の午前9時から午後3時までの営業時間内に鑑賞できる。