「七夕バス」出発進行! 園児が描いた絵を展示。 ★真田地域公共交通利用促進協議会が7日から。
テーマ:上田市ニュース
真田地域公共交通利用促進協議会は、7日から「七夕バス」のイベントを始める。
真田地域を運行する路線バスの車内に「地元の園児が描いた絵」を展示する。
「おまわりさんになってぱとかーにのりたい」
「びょういんのひとになってみんなをたすけたい」など、園児がなりたい職業に就いて働く自分の姿を描いた元気いっぱいの作品が並ぶ。
市立のさなだ、すがだいら、そえひ保育園と私立いずみ幼稚園の年長児が「大きくなったら」をテーマに描いた作品56点を菅平高原線と真田線、傍陽線を走る5台のバスの車内に飾った。
同協議会が「子どもたちに乗ってもらい、路線バスを未来に残したい」と10年ほど前から毎年この時期に行っている。
同市真田町長のいずみ幼稚園(松沢かよ園長)の年長児12人は3日、自分たちの絵を展示したバスに「乗車体験」。
保護者7人も一緒に乗って、地域内を20分ほど走向した。
バスを運行する上田バス(株)のスタッフは「紙の券を取って乗り、降りる時はオレンジ色のボタンを押してください」などと説明。
「バスのいいことの1つは周りの景色がよく見えることです」などと語りかけた。
初めてバスに乗った小堀恵茉ちゃんは「景色が良くて楽しかった」。下里杏ちゃんは「自分の絵が飾ってあってうれしかった」と満足げ。
土屋凛ちゃんの母、ななみさんは「これを機に、家族みんなで路線バスに乗ってみたいです」と話していた。
七夕バスの運行は8月7日まで。
ほかの園児対象の乗車体験も順次行う。