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瀧本将太さん(28)=上田市常磐城= ★表現集団esperanza(エスペランザ)代表 「人から勇気をもらい踏み出す。踏み出すのは自分自身」

テーマ:上田市ニュース

 
 表現集団esperanza(エスペランザ)は今年3月、上田市の文化施設「犀の角」で旗揚げ公演を行った。
 代表を務めた上田市常磐城の瀧本将太さん(28)のオリジナル脚本「バリエンテ(勇敢な人)~新たに踏み出す小さな一歩~」を、団員5人で演じた。

 引きこもりがちな少年がシェアハウスに住むようになり色々な人たちとかかわりながら新たな一歩を踏みだす。
 滝本さん自身の実体験をもとに制作した。
 「自分の価値観だった、人から勇気をもらい踏み出す。踏み出すのは自分自身」。
 「観ていただいた人がやりたかったこと、やってみようという勇気を持ってもらえたら」という願いを込めた。

 公演後「無我夢中でやったが、問題点や改善点を見出すことができた。今後に生かしたいと思った」。

 滝本さんは上田市出身。
 諏訪の東京理科大学に進学後、東京の声優養成所、演劇サークルに入所。
 3年間、芝居の基礎的な勉強をした。俳優の事務所から声がかかり所属。
 再現VTRのエキストラ、CM撮影などをした。25歳、松本の会社に就職したが芝居の夢を捨てきれず26歳で上田に帰郷した。

 昨年1月、犀の角で一人芝居「イマジン」を公演した。
 就活がうまくいかず、生き方に悩む青年が友人の死に直面するという自身の体験をもとに自作自演した。
 現在、団員は20代から30代前半6人。
 3人は演劇経験者、3人は未経験者。
 コミュニケーション事業として幼稚園に出向し、表現遊びなどで、想像力を高め、人とのかかわりの楽しさ、面白さをを伝えている。

 今後「俳優のほか照明、進行、音響、小道具など専門の劇団員を増やし、上田市の劇団としてやっていけたら」と抱負を語った。