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ミライ★チャレンジ 柔道 丸山優吏さん(12)=上田市中丸子= ※2023年1月時点。「世界で活躍できる選手になりたい!」

テーマ:ひと

【開示塾道場での練習】

 「背負い投げで1本勝ちできた時が一番うれしい」と、話すのは丸子中央小学校6年の丸山優吏(ゆうり)さん(12)。※2023年1月時点。
 上田市材木町の講道館道場「開示塾」(内山富之塾長)で日々汗を流す。

 昨年11月に東京都文京区の講道館で開かれた文部科学大臣杯争奪「第31回日整全国少年柔道大会」で長野県選抜として出場、団体戦の副将を務めた。
 チームは惜しくも1回戦の青森県に敗れたものの、丸山さんは相手と引き分け、手応えを感じていた。

 丸山さんは柔道一家に育ち、姉と兄の影響で保育園からやり始め、小学1年生から本格的に打ち込む。
 父の丸山秀明さん(42)は中学の時に全国3位、イタリアジュニア国際大会で優勝した実力者で、開示塾のコーチも務める。
 
 道場は小学生だけでなく中高生も一緒に汗を流し「声出して」と力強い声が飛び交う。
 練習は寝技から始まり、丸山コーチは「粘り強さ、しぶとさが大事。粘れるとチャンスが出てくる」と話した。
 立ち技、打ち込み、組み手のほどき方、実践、乱取り稽古と練習が続いた。
 「もっと胸を張りなさい」「目線を遠くへ」「もっと前へ」ポイントを的確に指導するヘッドコーチの内山貴之さん(51)。
 「原理原則が大切。相手をうまく崩し、最小限の力で理合(りあい)をしっかり表現できないと投げることはできない。柔道を通して人間育成に取り組んでいる」と話す。

 年上に揉まれながら次々と対戦相手を変え「ドスン」と投げられては起き上がる丸山さん。
限界の苦しいところで練習最後に投げ込み、たっぷり3時間全力を出し切った。
 
 丸山さんは「体力をつけるため、走りや筋トレもやっている。全国で優勝したい。世界で活躍できる選手になりたい」と力強く話した。