上田市の上田西高校、篠原百絵さんの短歌が「現代学生百人一首」で入選! 東洋大学が公募。
テーマ:上田市ニュース

「マスク時代目で感情を表現し私も一歩女優に近づく」
上田市下塩尻の上田西高校3年、篠原百絵さんの短歌が第36回「現代学生百人一首」で入選した。
東洋大学が公募。
篠原さんは「選ばれるとは思っていなかったので、驚きとうれしさがある」と話す。
「コロナ禍」のマスク生活で、友だちと会話していても表情が見えにくく寂しく感じることがあったといい「自分はマスクを付けていても目で感情を豊かに表現できるようになろう」という気持ちを詠んだという。
「マスクについて考えていたらすぐにひらめいた。女優という言葉もパッと出てきた」と振り返る。
応募総数は6万5966首で、入選はこのうちの100首。
同校では毎年、国語科の教諭が全校生徒に呼びかけて応募している。
入選したのは篠原さんで17人目。
同校は、2007年と16年度に学校特別賞を受賞している。
宮島幸男主幹教諭は「頭の中でうごめいていたものを言葉にはめて作品にすると、客観的に自分を見つめることができる。こんな時代だからこそ生徒たちにも短歌に親しんでほしい」と期待する。