「第103回春陽展」で最高位の「春陽会賞」を受賞した上田市腰越の宮下聡さん(61)が斉藤市長に受賞報告!
テーマ:上田市ニュース


「第103回春陽展」で最高位の「春陽会賞」を受賞した上田市腰越の宮下聡さん(61)は、上田市役所を訪れて斉藤達也市長に受賞を報告した。
宮下さんは「春陽会は山本鼎や石井鶴三が創立メンバーに加わっており、上田小県地域にゆかりの深い会。この歴史が連なって、次の世代に受け継がれていくような道を作っていきたい」とあいさつした。
宮下さんは県内の小中学校で教鞭を執り、勤務の傍ら制作に取り組んだ。
受賞作品はクレパスとアクリルを描き重ねて制作した「幸福な結末24→26」(162㎝×162㎝)。
2024年に病を得て入院し、2年越しで完成させた作品だ。
作品のモチーフは道路脇ののり面。
宮下さんは「学校教育はコンクリートの枠組み、その中の草の1つひとつが子どもたち。草が伸び伸びと育つと、コンクリートもそれに影響を受けて形を変えていく。互いに影響し合って目的のために存続していくことに心ひかれた」と述べた。
同席した春陽会東北信研究会の曲尾慎一代表(71)は「作品を最初に見た時のインパクトがすごかった。1筆1筆に力が入っているが伝わってくる」と話した。
斉藤市長は「上田市に長くゆかりのある展覧会で上田市民が受賞されたことは誇りであり、喜ばしいこと」とあいさつした。
宮下さんは現在、上田市立美術館の子どもアトリエ運営委員を務めるほか、東御市教育委員会の指導主事として勤務し、絵画鑑賞を通じて児童生徒の自主性や意欲を高める教育活動「朝鑑賞」を推進している。



