会田保良さん(75)=上田市上田 「仏像や仏壇の制作に夢中」★長い間レストラン「りんごの木」のオーナーシェフとして腕をふるっていた。
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上田市上田で長い間レストラン「りんごの木」のオーナーシェフとして腕をふるっていた会田保良さん(75)は、今、仏像や仏壇の制作に夢中だ。
レストランは体調を崩し、平成22(2010)年に閉店した。
会田さんは、彫刻が好きで以前から”欄間(らんま)の透かし彫り”を、趣味にしていたため閉店後「仏像を作ってみたい」と、上田市高齢者福祉センターの仏像彫刻クラブに入って学んだ。
本格的に仏像の制作に取り組み始めて6年。
これまでに作った仏像は千手観音、阿修羅、阿弥陀如来坐像、瑠璃観音、合掌観音菩薩など7体。
いずれの仏像も1m以上もある大作。
なかでも千手観音は手が42本もあり、数珠や宝鏡、宝弓など様々なものを持っている。
さらに、頭上には11面あるという非常に手の込んだ仏像だ。
材料は、ヒノキ材で重さは150㎏。
金箔が貼られ黄金に輝やいている。
仏像のほか、家に仏壇がないからと、仏壇も作った。
その大きさがなんと縦4m、横2・5m、奥行き1・8m。
仏壇の内側には桜の花など繊細な細工が一面に施されている。
屋根内側には大きな龍が見下ろしている。
「昔の旧家にあった仏間のイメージで作った」というが、びっくりするほどの大きさだ。
夜は、仏壇に施した金箔が反射し、なんともいえない荘厳な感じとなる。
現在、本尊を制作中。
また、仏像を作るための彫刻刀も既製品ではうまく削ることができないと、数々の彫刻刀も自身で作ってしまった。
会田さんは夜明けとともに作り始め、夕方遅くまで制作に没頭するのが日課となった。
「これからも体に気をつけながら仏像と向き合い続けたい」と話していた。



