スカイランニングが上田市の太郎山で世界大会に! ★来年5月、上田で初。◆国内では3カ所目。
テーマ:上田市ニュース


山駆ける競技・スカイランニングで、上田市で毎年開催の「太郎山登山競走」が、来シーズンのワールド・シリーズ戦の一つ大会として決定した。
上田市内でスポーツの世界戦が開催されるのは初で、来年5月4日に欧州など世界トップ選手の参戦に期待が高まっている。
7日に関係者が上田市役所を訪れて土屋陽一市長に報告した。
スカイランニングは、日本スカイランニング協会によると、その歴史は1895年にイギリスで行われた記録会が最古。
日本では1913年の富士登山競争までさかのぼる。「スカイランニング」の定義づけは1992年。
第1回の世界選手権は1998年にイタリアで開催。
ワールド・シリーズ戦は2003年から始まり。
日本国内では2006年などに大滝村の御嶽山、2019年に新潟県三条市の粟ヶ岳で開催。
太郎山は3カ所目になる。
日本スカイランニング協会は、2013年に設立。
代表理事は、富士登山競走連覇、アジアチャンピオン、ワールド・シリーズで日本人初の入賞・優勝などを果たした松本大さんで、嬬恋村出身、一時は上田市に在住。
地元で2012年に「浅間スカイマラソン」、2015年から太郎山登山競走、2018年から「烏帽子スカイラン」を企画し、スカイランニングの普及に力を注いでいる。
上田市役所には、松本大さんや、協会サポーターで太郎山の環境整備に尽力している永山一男さん。「太郎山登山競走サポーター」の大崎安雄さん、太郎山登山競争実行委員会委員の早川潤さんと田口敬佑さん、事務局の田中崇さんが訪れた。
太郎山登山競走が世界戦の一大会になることを報告。
太郎山登山競走に出場している選手が活躍する日本代表が、9月にスペインで開かれた世界選手権で国別団体3位、個人の各種目でもそれぞれ太郎山で優勝した秋山穂乃果選手(安曇野市)が2位、小田切将真選手(長野市出身)が3位、上田瑠偉選手(大町市出身)が3位になったことも報告。
松本さんが代表チームの監督を務めた。
選手層の厚さから、日本は世界で3番目の力を確実なものにしているという。
団体3位の銅メダルを持参した松本さんは「先日契約を行い、正式に2025年のスカイランナー・ワールド・シリーズのレースに決定した。2022年から国際大会、ワールド・シリーズの誘致を目指し、昨年、国際スカイランニング連盟から国際公認レースの認定をもらった。来年にむけて準備をして、上田を盛り上げたい。山に登らない人にもライブ中継が見られる仕組みをつくりたい。来年だけでなく、日本なら上田、太郎山となるようワールド・シリーズの定番の大会にしたい」とあいさつした。
太郎山登山競走を続ける中で、関係者でいつかは世界戦を開きたいという思いが叶った。海外からも日本開催を要望する声があったという。
ワールド・シリーズ戦になるのは、例年2日目に行っている太郎山系の西側を使ったコースで、アップダウンの高低差が大きいのが特徴。
登山をよくしている人でも1日で巡るのは難しいという。
シリーズ戦だけでなく、世界選手権大会も将来的には誘致する構想もあり、その場合は70kmのコース設定が必要になるという。



