茅野市出身の篠原琉佑選手(21)がスノーボード・アルペン世界大会に出場! 上田市武石番所ヶ原スキー場で練習。上田市と武石観光協会が「激励会」。
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19日からジョージア(黒海の東側)で開かれる「2023 FISフリースタイルスキー&スノーボード世界選手権」のスノーボード・アルペンに、茅野市出身の篠原琉佑選手(21)=大東文化大学=が出場する。
篠原選手は「上田市武石番所ヶ原スキー場」で、昨シーズンから練習をしている。
このことから、上田市と武石観光協会が13日、ゲレンデで「激励会」を行った。
13日に全日本スキー連盟が大会に出場する代表選手を発表した。
篠原選手の世界選手権出場は今回初。
篠原選手は、小学1年から父の影響でスノーボードに触れ、小学4年でアルペン種目を始めた。
高校1年で強化指定選手。
高校2年でジュニア世界選手権にも出場。
けがで2020―2021シーズンは活動できずに手術を受け、2022年2月からレースに復帰。
翌月のFIS公認の大会ジュネスカップPGSで優勝。
長和町姫木平のスノーボードアルペンコーチ、後藤夏樹さん(「NE―GRAFIXX slope―lab」)に指導を受け、実家から通って武石番所ヶ原スキー場で練習している。
大会出場を前に激励会を行い、篠原選手に武石観光協会長の下村孝之・上田市武石地域自治センター長から記念品を贈呈。
後藤コーチは「(武石番所ヶ原スキー場を利用して)3シーズン目になる。安定した環境、緩斜面のイメージがあるが、反復練習ができることが良く、世界でもこのような環境で練習している。スキー場がコンパクトなのでスタッフの皆さんとも親しくなれることが、練習環境では大切。篠原選手は昨年から来たが、1年目でこのように成績が出て、ワールドカップは出場していたが、世界選手権はその上なので、出場できることはうれしいこと」とあいさつ。
篠原選手は「ハイレベルな大会になると思うが、自分が持つパフォーマンスを精いっぱい発揮して、ベスト16、決勝まで進みたい」と抱負を語った。