「家電を分解して、家電の仕組みを知ろう!」を開く! ★上田市中央公民館が「夏休み子ども教室」で、プロフェッショナルから学ぶ3種類の教室を企画
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上田市中央公民館(星野陽一館長)は、夏休みの子ども学びの場として「夏休み子ども教室」でプロフェッショナルから学ぶ3種類の教室を企画。
このほど「家電を分解して、家電の仕組みを知ろう!」を同公民館で開いた。
教室の対象は、小4から6年生の児童。
この日は男女7人が参加。
講師は、日置電機㈱プロモーションデザイン課の尾沼誠司係長。
尾沼さんは製品デザインの仕事に携わって30年。
日置電機では自社製品で数多くの「グッドデザイン賞」を受賞している。
家電を分解する前に、尾沼さんから工業デザインについての話しがあった。
使いやすさ、使い心地、安全に使えるかがデザインに反映されているとし、どうしてその形状になっているかを「よく見て、よく考え、発想をする訓練」が大切だとした。
分解では、外見からどのようなことをするものかを観察し、どこから分解し、それぞれの部品の機能を考えと呼び掛けた。
ネジを外す時のアドバイスとして、1つを一気に全部抜くのではなく、少しずつ、対角線上にあるネジから緩めると、内部からの飛び出しや、部品の割れを防ぐことができるとした。
この教室では廃棄する家電のため、単純に分解する作業になった。
子どもたちは、1人ひとり好みの家電で空気清浄機やCDラジカセ、扇風機、インスタントカメラを選んだ。
尾沼さんや公民館の職員からアドバイスなどを受けながら、普段はできない分解に夢中になって挑戦。
空気清浄機は工具を使わずに取り出せる部品が多く、CDラジカセやカメラはカバーを取り外すのに苦戦。
さまざまな場所のネジを外したが、長いドライバーを使わないと届かない場所のネジに気づかず、時間がかかったケースもあった。
インスタントカメラを選んだ子どもは、電気が残っている可能性のある部品に注意するようアドバイスを受けながら、徹底的にバラバラにしていた。
空気清浄機では、振ると音がする部品が何であるかが気になり、密閉される部品を工具で壊して観察。
壊す前に、機器が倒れた場合に電源を切る部品だと尾沼さんが推測していた。その通りになり、スイッチを切る部品に金属の玉が使われていた。
CDラジカセでは、スピーカーに使われている磁石で遊んで楽しむ様子も見られ、家電の仕組みを楽しみながら学ぶ機会になった。
参加した子どもは「分解したら、もっと分解するものが出てきたりして楽しかった」。
「コードなどこのように組み立てられていることが分かり、おもしろかった」ーなど喜んでいた。
カメラを分解した子どもは、記念に全部持ち帰っていた。



