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上田市丸子地域で公共交通を担った地域循環バス「まりんこ号」が路線廃止で「運行の終了式」を行う!★デマンド交通への移行。

テーマ:上田市ニュース

【拍手で見送られた「まりんこ号」】
【「まりんこ号」を前に記念写真】

 平成12年1月12日から上田市丸子地域で公共交通を担った地域循環バス「まりんこ号」が9月30日、デマンド交通への移行で路線廃止となったこ。
 「運行終了式」を、丸子地域自治センターで行った。

 旧丸子町で住民の要望を踏まえ、交通空白地の解消と生活交通としての移動手段を確保するために運行開始。
 当初は、1日4便だったが、平成20年10月から6便。22年1月には8便に増やした。24年からは6便に。
 平成27年には、バスの車体に「丸子修学館高校美術部」が蚕糸とホタルの里をイメージしたデザインのラッピングが施された。

 利用者は、平成27年度に年間5000人余だった。
 しかし、令和元年度以降は、3000人余から2800人余に利用者が減た。
「新たな交通システム」を丸子地域協議会や丸子まちづくり会議で協議。「デマンド交通」への転換となった。

 終了式で、小相澤隆幸副市長が「世の中の流れが激変する中で、玄関前から目的地の玄関前までの要望も多くなった。さまざまな工夫をしてきたが、今日で終わることになった。最後に乗車し、降車時に『ありがとうございました』という若者がいたり、手を振っていた人を見るとこみあげてくるものがあり、バスの存在感を感じた。多くの皆さんに感謝したい」とあいさつ。

 運行してきた東信観光バス㈱の篠原敏夫営業部長と運転士の佐藤孝さんに花束が贈呈された。
 
 篠原営業部長は「令和2年に親会社の千曲バスから運行を引き継ぎ、運行を終えることは残念だが、無事に運行できたのは皆さんの支援のおかげ。新たなデマンド交通を多くの皆さんに利用してもらいたい」と礼を述べた。

 式典後、まりんこ号は集まった関係者に拍手で見送られた。